太平洋戦争時、零戦パイロットをしていた下士官・三森一郎は、
敵艦への特攻を敢行したその瞬間、どこだか解らない砂漠へと飛ばされ墜落してしまう。
そして、砂漠を放浪し死にかけていたところ、竜に姿を変えるお姫様に助けられるのだった。
ここがどこだか解らない、どうやって帰ればいいのかも分からない。
しかし交わした約束のもと、たとえその先に死が待っていようとも、なんとしても日本に帰らなければならない。と一郎は決意をするのだった。
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竜族の王女 ユキカゼ (ユキカゼ・ジーンブラッド) CV:かわしまりの
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竜族の国・アークジーンの第一王女で、無政府領土防衛民兵団・バラウールの総大将。
王族の姫として生まれてきたがゆえ 世俗に疎い面はあるが、好奇心は旺盛。
時にはお目付け役に隠れて城の外に出て、お忍びで城下町を徘徊するようなことも。
そのため世俗にも順応しつつあるが、金銭感覚においては未だ格差を感じさせる。
一国の王女にしては大食いで短気で喧嘩っ早く、良く言えば快活、悪く言えばガサツ。
主人公の一郎曰く、お姫様らしいのは整った容姿と無駄に尊大な口調ぐらい。
“豪気の姫” と名を馳せるが、好意を持った相手に冷たくされれば本気で落ち込み、
悲しみに触れれば優しく気遣う繊細さを見せるなど、多様な面を持ち合わせている。
砂漠で異世界漂流者である一郎を拾った。
彼を所有物と見ているが、思い通りに動かないのでイライラさせられることも多い。
「命を助けてやったというのになんじゃ その口の利きようは!」
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犬族(ルルカリオン)の戦士 アイラ (アイオ=ライオ=カミリア) CV:清玉澄加
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キャラバンの副代表で、犬族(ルルカリオン)の戦士たちを束ねる立場にある。
昔、戦争で孤児になったところをキャラバンに拾われて10年、今ではかなりの古参。
最前線に立つことを望んでおり、今の立場はさっさと誰かに譲りたいと思っている。
勝ち気で姉御肌な性格のせいか、浮いた話はまったく無い。
周りからも “戦士” として扱われ、本人もそれが当然だと思っている。
戦闘時は鬼神のような○さを誇るが、日常ではめんどくさがり。
目下の悩みは、代表のファルに 「そろそろいい人は?」 と詰め寄られること。
ファルによる鬼の花嫁修業に怯えている一面も。
現在、犬族と竜族の間に因縁があり、両者が同盟を組むまでの道のりはかなり険しい。
個人的にも竜族とは過去に浅からぬ因縁があるようだが――。
「それがルルカリオンの誇り。 余所モンのアンタらにわかって欲しいなんておもっちゃいないよ」
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人魚族(ネーレイス)のアイドル メルティナ CV:三枝もこ
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絶滅が危ぶまれる人魚族が治める街・アクラーで暮らす人魚の少女。
6年前のヴィスラ公国による “アクラー襲撃” 以降、族長の侍女として働いている。
艶麗な者の多い人魚族でも一際目立つ外見で、酒場で働いていた頃は船乗りのアイドルだった。
その魅力は他の人魚に羨まれるほどだが、実際は男性経験のない種族的落ちこぼれ。
本人はそのことを気にしており、「自分は人魚に向いていない」 とボヤいているが、
全身から滲み出る無防備さが、男たちの庇護欲を刺激していることに気付いていない。
次期族長候補と目されていた優秀な人魚を母親に持つ有望株でもある。
良い意味で分かりやすく壁を作らない性格で、ムードメーカーを担うことが多い。
頭の良さは見た目通りだが、家事全般が得意という女性らしさを持ち合わせている。
同じく族長の侍女を務めるプロート、ドーリス、ガレーネとは姉妹のように仲が良い。
「そうだよー? よーそろーは魔法の言葉! はい、よーそろー!」
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使役されるゾンビ娘 リア CV:芹園みや
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出生不明のゾンビ。 死霊魔術師・オゾスに〇〇として従事している。
見た目は幼いが、ゾンビ化してからは一郎よりも長くこの世界を生きている。
オゾスに行動や思考を制限されているため自身で決断を下すことは無く、
そのため日々の活動に何の疑問も持たず、鉱山で他のゾンビたちと一緒に働いている。
鮮度が非常に高く、メンテナンスさえあれば四体が〇〇されても短時間で治癒する。
〇〇の印として胸には紋章が刻まれ、脚には鉄球がはめられている。
黒髪パッツンショートなのは、オゾスの趣味かどうかは不明である。
「こちらの手をもぎ取りまして、それを反対側の手で掴めば、背中まで楽勝で届きますですよ?」
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主人公 三森 一郎 (みもり いちろう)
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日本海軍 二等飛行兵曹。 幼くして両親を亡くし、軍人となる。
生まれて来た意味さえも戦争に食われ、戦うことでしか生きることを許されなかった。
志願して特別攻撃隊として出撃し、決死の覚悟で敵空母の飛行甲板に体当たりを決行。
挺身による一撃必殺をせしめたはずだったが、次に目を覚ますと見たこともない世界だった。
ワケも分からず砂漠で力尽きそうになっていたところ、ユキカゼに助けられる。
行くアテもなく付いていくと、目にしたのは“世界中どこへ行っても戦争”という現実。
受けた恩は倍返し、売られた喧嘩は 10倍返しが海軍搭乗員。 ならば恩返しをせねばならない。
元の世界へ帰る前に、この世界の戦争をなんとかしなければならないと決意する。
「海軍の軍人は、死んでも負けてはいかんのだ」
こうして、三森一郎という男の伝説は始まった──
「こちとら一度は死んだ身だ、今更恐いものなどあるものかよ」
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一郎に想いを寄せるツンデレ(?)乙女 カーマイン (エルマールマ・カーマイン少尉)
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384飛竜隊隊員。 コープランド王立飛竜学校 23期首席卒業者。
オレンジ農業で有名な領地を統治している貴族の娘。
どうでもいい男には好かれ、好きになった男には振り向いてもらえない不遇の女性。
一郎との空戦訓練で負け、それ以来 一郎に仄かな好意を寄せるようになる。
が、当人はそれを認めていない。
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カーマイン家に代々仕えるメイド モーリン (モーリン・ローレット少尉)
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384飛竜隊隊員。 コープランド王立飛竜学校 23期卒業者。
カーマインの幼なじみであり、代々カーマイン家に仕えてきたメイド。
一見 気弱そうだが芯は○く、カーマインに対して厳しく接することもある。
基本的には生真面目で臆病な性格だが、酒を飲むと性格が変わる。
自分の髪を指で巻く癖がある。
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名門貴族の忌み子 フラン (フランチェスカ・スクワール飛竜兵曹長)
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384飛竜隊隊員。 王立飛竜隊予科練習生 13期卒。
名門貴族にあって許されざる血縁に生まれた禁断の子。
存在を秘匿され年老いた乳母に育てられた経緯もあり、性格はややひねくれている。
生まれつき身体が弱く体格にも恵まれないが、軽量な体躯を活かした空戦が得意。
実力は隊内で 1・2を争うが、長距離航行は苦手。 他人との協調性に欠ける面もある。
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元娼婦の変わり種軍人 エレン (エレノア・ザッハ飛竜兵曹長)
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384飛竜隊隊員。 王立飛竜予科練習生 6期卒。
大型竜でありながら格闘戦能力は高く、同時に爆弾搭載能力も十分にある。
戦闘竜・爆撃竜として、双方の任務を十全にこなせる貴重な戦力。
片目が不自由ではあるが、空戦・爆撃において健常者と比して何も問題はない。
軍に入る前は娼婦であったという変わった経歴の持ち主。
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翼をもがれた元隊長 ペトラ (ペトルシュカ・マーレン大尉)
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384飛竜隊の最年長だが、戦闘で被弾してしまい前線から退いた元隊長。
負傷を期に飛竜化できなくなってしまったが、その人望は厚く飛竜隊の総指揮を執っていた。
隊長としての任を託してからは、思うところも多い様子。
しかし、今なお彼女を尊敬してやまない隊員は多い。
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知識でバラウールを支える天才少女 ジーナ・ナゴット (通称:名護) CV:火野琉乃
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アークジーン王室付きの賢者の一人。
代々王室に仕えた一族であり、ジーンブラッド家から血を分け与えられている。
院生時に師事した師匠の影響が色濃く、異世界漂流者や前大戦時に大賢者マジーによってもたらされたという “マジーの遺産” についての造詣が深い。
技術的な知識や才能もさることながら、無駄に人をイラッとさせる才能の持ち主。
後に、バラウールにおいて飛躍的な技術革新をもたらす天才。
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厳しくも献身的なソウケンの副官 ナナオ (ナナオ・フェティ少尉)
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アークジーン王立軍 陸戦騎士団の戦術顧問。 ソウケンの副官。
王立孤児院の出身で、幼い頃からソウケンにはよく懐いていた。
ソウケンの妻亡き後には身の回りの世話も務めている。
一見おっとりしているが、上級戦術仕官コースを主席で卒業した経歴を持つ。
物事に動じない性格で、時にはソウケンをも説教する厳しさがあり、一部の兵たちからは神格化されつつある。
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気ままな猫族(シャオリア)の遊び人 キュリオ・ヴィタ・ワールロイ
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流浪の旅猫。 ひょんなんことから一郎たちと出会い顔見知りに。
話し好きな猫族の中でも多弁で知られ、同族にも渋い顔をされることも度々。
さらに好奇心旺盛で、知識欲を満たすためには手段を選ばない知的快楽第一主義者。
そのため常に欲求不満で、自分の邪魔をする者は誰であろうと排除する。
他種族に比べ体力に劣るため、基本はダチョウに乗って移動している。
趣味は本を読むことと旅行、そして何より敵対する犬族のアイラをからかうこと。
「愚問も愚問だにゃぁ。 筋肉バカのルルカリオンにもわかるように、シャオリアのアタシが教えてやるにゃー」
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威厳ある犬族の代表 ファル・レフ・グレゴリア
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世界最大級のキャラバン・ レフレリアの小さな代表。
種族的な特徴でかなり若く見えるが、油断すると痛い目を見る。
そしてババア扱いすると静かに怒る。
現在はアイラを嫁に出すことに腐心している。
“晴眼” という未来が読める特殊能力を受け継ぎ、犬族の間では象徴的な存在。
常に犬族のことを考え、より良い未来のために予知能力を駆使している。
しかし少し間の抜けたところもあり、一部ではマスコット的な扱いを受けることも。
「未来が見えるからといって、食事が不要だと思いますか?」
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恥ずかしがり屋な犬族の戦士 リース
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元は戦争孤児として保護された名無しの少女。
その時の後遺症か、世界が白黒に見えている。
犬族では珍しい三つ叉のシッポの持ち主で、長いマフラーがトレードマーク。
恥ずかしがり屋なので、困った時はマフラーで顔を隠してしまう。
見た目は華奢だが、その体躯を活かした隠密行動が得意。
しかしその細い身体は育児には向いておらず、少しだけ気にしている。 少しだけ。“少し”だけ。
「わたしだってルルカリオンの戦士ですっ! いや、ここ笑うところじゃないです!!」
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侍女三姉妹の三女 ガレーネ
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アクラーの街で族長の侍女を務める人魚。
同じく侍女を務める プロート、ドーリスとは異父姉妹の関係で、三女にあたる。
メルティナとは同い年で、幼い頃からメルティナに振り回されてきた苦労人。
そのためメルティナに対しては口うるさい一面も見せるが、一番の理解者であり親友。
歌と踊りが得意で、ボーイッシュなショートヘアーがチャームポイント。
豊満な身体つきの者が多い人魚族の中では希少とされる “貧乳” がコンプレックス。
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侍女三姉妹の次女 ドーリス
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アクラーの街で族長の侍女を務める人魚。
同じく侍女を務める プロート、ガレーネとは異父姉妹の関係で、次女にあたる。
おっとりな姉と血気盛んな妹の板挟みだったためか、落ち着きのある性格をしている。
やや男性的な立ち振る舞いと切れ長な双眸で、同性から告白されることもしばしば。
勉学の才に長け、三姉妹の中では一番の切れ者でもある。
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侍女三姉妹の長女 プロート
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アクラーの街で族長の侍女を務める人魚。
同じく侍女を務める ドーリス、ガレーネとは異父姉妹の関係で、長女にあたる。
非常に穏和な性格で面倒見も良く、姉妹以外の人魚たちからの信頼も厚い。
幼い頃から姉妹やメルティナの母親代わりを務め、家事において右に出る者はいない。
反面、争い事や運動は苦手な部類に入り、恋愛に対しても奥手になってしまいがち。
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人魚族の長 ノレイア
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人魚族の族長を務めている人魚。
人魚は他種族の蹂躙でその数を減らしてきたが、その中でも300年近くを生きてきた。
存命の人魚では最年長であり、その体長は竜化したユキカゼと同等の大きさを誇る。
人魚は “聖唱” と呼ばれる歌の力を持つが、彼女は最も優れた歌声を持つ者 “ディーヴァ” の称号を襲名している。
まさに名実共に種のト
ップに君臨する存在。
また とある身体的特徴から、一部の男性からカルト的な人気を誇っているという噂も。
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