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【神世創生篇 主人公】 坂上 覇吐 (さかがみ はばき) CV:宮下栄治
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士族としてもっとも古い血統を持つ家の出だが、先祖が過去の東征で高濃度の汚染を受けたため迫害され、今では凋落しきっている。
とはいえ、本人はそんなことを一切意に介していない自由人で、無頼かつ放埓で好色な傾奇者。
要するに、ただの馬鹿スケベである。
竜胆に一目惚れし、彼女を自分のものにするため東征への参加を決意。
仲間たちからは馬鹿の一言で認識されているが、どんな苦境にも笑みを失わない天性の明るさで、彼らの中心となっていく。
「惚れたぜ、久雅の姫さん。あんたのために俺は死のう」
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【神世創生篇 ヒロイン】 久雅 竜胆 (こが りんどう) CV:中島沙樹
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神州において、士族の頂点に立つ久雅家の当主。
その激しい気性から、久雅の鬼姫と呼ばれている東征軍の総大将。
とはいえ彼女の信条は五徳に基づく人の世の当たり前にすぎないのだが、作中においてそれは異端であり、異常者の理屈とされているのが現状。
すなわち、狂った世で一人まともな彼女が狂気と認識されている。
そうした周囲とのズレに葛藤しながら、しかし竜胆は変わらない。
狂人扱いされつつも、太平の世を夢見て化外討伐の東征に赴く。
「ならばその魂、将たる私が抱いてやる」
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【楽土血染花篇 主人公】 凶月 刑士郎 (きょうげつ けいしろう) CV:谷山紀章
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作中において、もっとも忌み嫌われている異能・禍憑きを宿す凶月一族の若当主。
その立場と境遇から非常に排他的で攻撃的な危険人物だが、義妹の咲耶にだけは頭が上がらない。
化外討伐のための切り札であり、使い捨ての爆弾と認識されている咲耶と一族の未来を守るため、武功を求めて東征に参加する。
知り合った経緯から覇吐とは犬猿で、互いに無視できない間柄。
「虚けが。誰に喧嘩を売っていやがる」
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【楽土血染花篇 ヒロイン】 凶月 咲耶 (きょうげつ さくや) CV:高田初美
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凶月一族の姫にして、刑士郎の義妹。
高純度の異能者であるため歩く爆弾と認識されており、常に厳重な封印と監視の下、自由のほとんどを剥奪されている。
そうした彼女を救おうと奮闘する刑士郎に妹という立場を超えた思慕を抱き、兄の力になるため東征に参加する。
か弱く儚げな外見とは裏腹に芯は○く、思ったことは何でも言うし話も長い。
好戦的で仲間意識の薄い刑士郎を制御できるのは、実質的に彼女だけ。
「満天、日や月、星やそして雪の下、誰はばかりなく兄様と歩けるように……」
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【威烈繚乱篇 主人公】 壬生 宗次郎 (みぶ そうじろう) CV:松元惠
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女性のような細面と、丁寧で物静かな態度が印象的な剣士。
だがその外見とは裏腹に、内では○者と戦って斬り捨てることにしか興味がない。
人に限らず、あらゆるものを斬れるか斬れないかでしか判断せず、目指す先は日ノ本最○の剣士。
その称号を手にするため、東征に参加する。
求道者として極まってはいるものの、ただ一つの弱点として女性の色気に哀れなほど免疫がない。
そのため、あけっぴろげな紫織が苦手である。
「ならば僕の王道も教えましょう。ひとたび抜けば、誰であろうと斬ることです」
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【威烈繚乱篇 ヒロイン】 玖錠 紫織 (くじょう しおり) CV:河原木志穂
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代々禁裏を守護する武術集団・玖錠家の長子。
とはいえ本人に流派を継ぐ気はないらしく、家督は弟に譲る予定。
それというのも、自身の技を陰が混じった邪道と認識しているためで、皇室守護の武に相応しくないと思っているから。
己の代で玖錠の陰技を完全に終わらせるため、歪みの元凶である化外を討伐するべく東征に参加する。
基本、快活で人当たりの良い姉御肌だが、戦いになれば一切の容赦がない非情な人物。
しかし平時は慎みを持った大和撫子であったりしつつ、それでいながら女性的な羞恥心が欠落しているという捉えどころのない性格。
そのため、他者から見た彼女の印象はだいたいにおいて一致しない。
「私も益荒男に恋してる。お姫様とはきっと違うんだろうけど、譲りたくないってそう思う」
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【咒皇百鬼夜行篇 主人公】 摩多羅 夜行 (まだら やこう) CV:羽多野渉
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その咒力は史上最高。あまりに他者と隔絶した才覚は、人界に生じた穴とまで言われている稀代の陰陽師。
眉目秀麗にして頭脳明晰、非の打ち所がない貴公子だが、捻じ曲がった性格と美的感覚が総てを台無しにしている躁狂的な男である。
万事において愉快○的な言動が目立つが、同時にどこか厭世的であり、本音のところが分からない。
東征に参加したのも、表面上は物見遊山でしかなかったようだが……
「素晴らしいな。麗しいな。退屈せぬぞ、いと愉快なり」
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【咒皇百鬼夜行篇 ヒロイン】 御門 龍水 (みかど りゅうすい) CV:小林桂子
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龍明の養女であり、夜行の許婚。
神州における全術師の頭領たる御門の世継ぎだが、陰陽道に傾倒して本来の適性を歪めている。
それというのも夜行の術に憧れているからで、彼に認めてもらいたいという思いが何よりも○いから。
しかし現状、その意気込みは空回っており、望んだ結果は出ていない。
義母である龍明を崇敬してはいるのだが、この一点のみ頑なに反発している。
東征に参加するのもそうした気持ちの延長で、常に夜行の背中を追っている。
「誰がチンチクリンだ。貴様らの背がちょっと私より高いだけであろうが」
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御門 龍明 (みかど りゅうめい) CV:矢口アサミ
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神州に存在するあらゆる術師を統べる御門一門の現当主。
久雅家が武門の長ならば、こちらは咒の長である。
その立場と実力に相応しく、慇懃にして不敵。底知れぬ何かを漂わせた不可思議な人物で、時に総てを見透かしたような言を吐く。
記録上では八十に届こうかという年齢なのだが、その五十歳は若く見えるなど奇怪な噂が後を断たない。
「それを指して魂と言う。廃れた言葉で、消えた言葉だ。今では私くらいしか知らぬだろう」
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丁禮 (ていれい) CV:環有希
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夜行の式神。
陰陽道の歴史において最高位の霊格を持ち、夜行にしか使役できない大英雄……らしいのだが、 本気を出すと醜いという手前勝手な彼の趣味で、童子の姿に無理矢理固定されている。
変態的な主の嗜好に困惑しながら、式として忠義を貫く苦労人。
「爾子、頼むから黙っていてくれるかい」
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爾子 (にこ) CV:高梁碧
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夜行の式神。
陰陽道の歴史において最高位の霊格を持ち、夜行にしか使役できない大霊獣……らしいのだが、 本気を出すと醜いという手前勝手な彼の趣味で、仔犬の姿(ただし牛ほどの大きさ) に無理矢理固定されている。
行儀はいいが毒舌家であり、つぶらな瞳で暴言を吐く自称乙女。どうやら性別はメスらしい。
他にも人型をとることが出来るらしいが、それはなかなか見せてくれない。
獣耳の○○だったらいいのに、と覇吐が痛い妄想をしている。
「ぐちゃぐちゃばらばらどっかーん、ですの!」
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中院 冷泉 (なかのいん れいぜん) CV:成瀬誠
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神州の武を束ねる五大竜胆紋の次席であり、現実的には武家の最大勢力である中院家の当主。
竜胆にとっては政敵だが、宗次郎にとっては主筋にあたる。
一見して飄々とした優男であるものの、その本質は冷酷かつ好戦的な野心家で、同時に狡猾さも併せ持つ危険な男。
その野望を実現するため東征戦争の裏側で暗躍し、竜胆らにとって化外とは異なる意味での脅威となる。
「つまり我らは恋敵というわけだ」
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【夜都賀波岐】 天魔・夜刀 (てんま・やと) CV:鳥海浩輔
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自らの理をもって、穢土全域を型に嵌めた祟神。
夜都賀波岐の主柱にして、穢土を異界化させている張本人が彼である。
このことから、化外総軍は夜刀の分身であり血肉も同様。
ゆえに彼を斃せば消滅するが、裏を返せばこの存在を消さない限り他の者らは不滅と言える。
実際、神格級の異界法則である夜刀を人間が害することは不可能で、竜胆ら東征軍にとっては絶望的な壁となる。
そして何よりも、夜刀自身が穢土の外界を激しく憎悪しているため和睦の道は有り得ない。
「滅尽滅相――誓うぞ、誰も生かして帰さない」
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【夜都賀波岐】 天魔・悪路 (てんま・あくろ) CV:寺島拓篤
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
常に行動を共にする母禮とは双方○く想いあっている。
比較的物腰が柔らかいため話が通じるようにも思えるが、芯の部分が憎悪に狂っているのは他の化外とまったく同様。
むしろ冷徹な殺意の塊と見るのが正しい。
そのため隙が存在せず、天魔八柱の中でも上位の危険度を有する存在である。
「汚らわしい異界の者ども、この黄昏に埋もれる塵となれ」
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【夜都賀波岐】 天魔・母禮 (てんま・もれい) CV:瑞沢渓
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
常に行動を共にする悪路とは双方○く想いあっている。
悪路とは異なる激情家で、それに比例するように八柱最○格の火力を誇る。
そうしたことから、戦うにはまず前提条件として周辺○○を封じることが必須となり、武術家の類が対峙できる相手ではない。
「その驕慢、その在り方……やはり貴様は、奴の継嗣だ」
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【夜都賀波岐】 天魔・紅葉 (てんま・もみじ) CV:羽吹梨里
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
天魔の中で唯一の理性派と言ってもよく、その立ち居地が敵側であることは間違いないが、少なくとも問答無用の好戦性はない。
穢土の内地に独自の国めいたものを持っており、そうした体制を取っているのも彼女一人。
夜行、龍水、そして龍明に爾子・丁禮……彼ら御門の者に対し、何か因縁があるらしいが……
「何人か、見た覚えがある。ああ誰だったかしら。もう分からない」
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【夜都賀波岐】 天魔・奴奈比売 (てんま・ぬまひめ) CV:いのくちゆか
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
存在自体が不確かであり、それがゆえに神出鬼没。姿も千変万化するために、誰もその実体を掴めない。
紅葉に次いで話が通じる面はあるものの、同時に危ういほどの癇性を有している爆弾めいた存在で、端的に正気ではない。
予測不可能という意味では危険極まりない相手である。
「羨ましい。恥を知らないのね。だから○されたことさえ忘れてしまえる」
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【夜都賀波岐】 天魔・常世 (てんま・とこよ) CV:生天目仁美
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
楚々とした振る舞いに儚げな容姿だが、本性である随神相はもっとも醜悪かつ凶悪で、誰であろうと直視できるようなものではない。
穢土の最奥から動けない夜刀に代わって、全化外を指揮する実質的な統率者。
夜刀を深く愛しているが、常に一歩引いてその気持ちを表に出さない。
どうやらそれは、彼女流の義理立てらしいが真相は不明。
「許さない。行かせない。ここから先は一歩だって、あなた達を進ませない」
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【夜都賀波岐】 天魔・宿儺 (てんま・すくな) CV:前田剛
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
夜刀の太極下にあるのは確かだがそこから独立したような面もあり、もっとも奔放に動き回って場を混沌に変える。
他者を精神的に振り回して掻き乱すことに悦を覚える性のため、基本的には権謀を好んでいるが、それは戦闘力が不足しているからというわけではなく、むしろ絶対に正面切ってはいけない相手。
彼を戦場に引きずり出せば、敵味方を問わず無事ではすまない。
「もうこの邑は死んでいる。だからこそてめえらが足を踏み入れていい場所じゃねえんだよ」
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【夜都賀波岐】 天魔・大獄 (てんま・おおたけ) CV:安元洋貴
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穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。
鬼面の甲冑に覆われたその素顔は不明であり、多くが謎に包まれている。
魁偉な容貌に反して理知的だが、それは戦いになれば手に負えない暴性の裏返しとも取れる。
宿儺とはまた違う意味で特殊な立ち位置を保っており、ことによれば夜刀と反目しているようにも見えるのだが、だからといって東征軍の味方となることは有り得ない。
「役者が良ければ芝居は至高――なるほど負け犬の戯言だ」
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