舞台は都市文明と産業の発展した現代の日本。
もはや、誰も神の存在を信じていないかのようなこの社会で……社会の闇深くに魔は潜んでいた。
そんな折、法王庁から一人の少女が派遣された。
法王庁公認のエクソシストにして、若干14歳の少女、洗礼名はマリア。
マリアは東京のミッション系スクール、聖バルビナ学園に編入し、学生エクソシスト隊に所属する。
呪われた彼女は、14歳の万聖節(11月1日)までに多くの悪魔を祓い、人間を救わねば、その命を落としてしまう。
……その呪いを解くため、マリアは当然のように目の前の悪魔を狩る。
しかし、次第に増えていく悪魔による暗殺、取引、呪いによる不治の病……
欲望と、妄想の渦巻く悪魔的儀式を思わせる、謎めいた○行。
マリアと、彼女を取り巻く少年たちの試験の先にあるものは……?
異端のエクソシスト綺譚の幕が開ける!
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メアリー・クロウ CV:阿澄佳奈
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英国生まれの14歳。 洗礼名は 「マリア」
悪魔憑きの、異端のエクソシスト。
呪われた少女で、14歳の万聖節までに呪いを解かなければ死が待つと言うが……
悪魔ウリエルに護られていると噂される。
法王庁で英才教育を受け、法王庁直属のエクソシストとして認められた。
今回、法王庁の命を受け、日本に派遣される。
「私に近づかないで。悪魔の餌食になりたくなかったらね」
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ウリエル/ウルル CV:平川大輔
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マリアを護る悪魔。 勝気で口が悪い。
悪魔でありながら、悪魔祓いをするマリアに協力する。
ただマリアの魂が欲しいからではなく、他に何か特別な理由がある様子。
ウルルはウリエルの仮の姿。
普段はぬいぐるみの姿・ウルルとなり、気配を消し、力を温存している。
あくまでも仮の姿なので、本来の力を使うことはできない。
「死んでどうする? まさか自分が天国に行けるとでも?」
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宗像 市竜 (むなかた しりゅう) CV:高橋広樹
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古風な価値観の15歳。
フェンシング部の主将で、悪魔にも愛剣一本で立ち向かう。
愛剣の名は “ジークフリート”。
教会で孤児として育てられた。 基本的に面倒見が良く、優しい性格。
良き兄貴分として皆から慕われており、スピリタス隊の隊長を務める。
その分、悪魔憑きのマリアに対しての警戒心は○い。
「悪魔憑きの女か……信仰の敵を、仲間と認めるわけにはいかない」
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九条院 日和 (くじょういん ひより) CV:下和田ヒロキ
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唯我独尊な14歳。
名家の御曹司で、群を抜いた霊力を持つ。
教会ではオルガニストを務める。
周囲を気にせず潔癖だが、エクソシストとしての天啓に応え、過去の罪を清算するため、自らに敢えて重い叱責を課している。
「僕は君を殺すために生まれたような存在なのに一緒に戦ってるなんて不思議だね」
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秀麗 水鏡 (しゅうれい みかがみ) CV:杉山紀彰
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成績優秀で品行方正な15歳のエクソシスト。
寮長を務め、食事の用意なども担当する。 スピリタス隊では皆の母親的存在?
隊長を宗像に譲ってはいるが、頑固者のリーダーをうまく操縦しているとの噂も。
怒ると怖い。 怒らなくても実は怖い?
「まるで死に場所を捜すように戦うのですね」
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御柱 キリト (おんばしら きりと) CV:下野紘
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14歳の天才発明家少年。
手先が器用でガラクタを組み立て、魔道具を作り上げるのが得意。
元気で感情表現が豊かな少年。 女の子には弱い。
宗像同様、孤児として教会で育てられた。
まだ正式なエクソシストではないため、情報管理や道具の修理、メンテナンスなどを担当する。
「マリア、知ってる? 本当は神様なんていないんだ……!」
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クラウス・エアハルト CV:柿原徹也
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エルサレム生まれ、ドイツ育ちの少年。
自称、歌って踊れる? エクソシスト。
陽気なムードメーカーで気分屋。
スピリタス隊でマリア以外に唯一、悪魔を従えている。
クラウスもまた法王庁公認のエクソシストで、マリアを追って日本へやってきた。
「黙って人の前から消えるクセ、オレがたたきなおしてやるよ」
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エフレム神父 CV:竹房敦司
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聖バルビナ学園、エクソシスト専攻科の指導者。
聖徒たちが将来、良き神父となれるように見守る。
宗像が隊長を務める、スピリタス隊の顧問も務めている。
過去に○した罪の償いとして現在、神に仕えているが……。
「エクソシスト科に女の子が来るのは初めてなんです。皆をあまり、刺激しないでくださいね」
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ファーザー CV:星野貴紀
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悪魔崇拝を行う秘密結社、ヘルファイアのトップであり、皆の父親のような存在。
謎多き人物で、ヘルファイアのメンバーも幹部しかその素顔を見たことがない。
どんな悪魔を引き連れているかは不明。
「暗黒の力が欲しいか? 欲しければ、くれてやる……」
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ジード CV:藤原祐規
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クラブ・ヘルファイアの幹部。
幹部の中では最も格下。
負けず嫌いで、あっけらかんとした性格。
結社の中では決して優秀ではないが、絶えず悔しさに打ちひしがれており、盲目的に闇社会の上に上がろうとする。
「いつでも歓迎してやんぜ」
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ヴェガ CV:横田紘一
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ヘルファイアの幹部。
安定した実力を持つ天才肌。
ファーザーに従順で、自分とファーザー以外の存在を、何処か見下ろしている。
謎多き人物だが、他の幹部より歳上のため、ミスを叱責したり、指示を出すことが多い。
「汚い口で喋るな。ファーザーに失礼だろう」
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ジョーカー CV:KENN
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クラブ・ヘルファイアの幹部。
気まぐれなフェミニスト。
かなりの女の子至上主義で、気に入った女の子とお茶をするのが大好き。
結社の戦力としては確実性に欠けるがやる気さえ出せば、相当な実力者。
契約した悪魔ビフロンスの力により、他人の寿命を操ることも可能。
「そんなことより、僕とお茶してようよ」
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イルミナ CV:石井真
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ヘルファイアの幹部。
女装の少年で、不思議な性格。
ファーザーからは最も寵愛を受けている。
マリアに興味がある様子。
どんな悪魔を従えているかは不明。
「いちごジャムみたいに可愛くしてあげよっかぁ」
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ロップ CV:佐藤有世
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ダークネスのディーヴァ。
ウサギのような長い耳を持った、謎の少年。
性格は優しく甘えん坊だが、戦闘時には野生の勘を発揮する。
時間を操る○力な能力を持ち、絶えずダークの側にいる。
「大丈夫だよ。僕が君の行方を照らす光になる」
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ダークネス CV:安元洋貴
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記憶喪失の青年。
名前や年齢、生い立ちや目的などは一切不明で、“ダークネス” もあくまで仮名らしい。
東京の闇に潜む、謎のエクソシスト。
「愚か者が…私を怖れないとはな」
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