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収録内容
『みずほ先生と桂、ふたりの愛の行方は・・・テレビシリーズ完結の第6巻登場!
……好きなのにね。こんなに、好きなのにね……』
■第11話「せんせい」
縁川を悲しませると森野が停まる。だから、僕は先生とは一緒にいられない……本当は先生が大好きで、いつも一緒に居たいのに。相反する気持ちの狭間で、桂はみずほの腕に抱かれながらも、深く、静かに停滞していく。そして、桂の耳に誰かの声が響く『虚ろうものに、歯止めをかけるにはどうしたらいいと思う? 答えは簡単。虚ろう前に、停まってしまえばいい……』。桂は停滞の中で、喜びも、悲しみも、苦しみもない虚無の空間への扉を開こうとしていた……。
■第12話(TV最終話)「もう一度ティーチャー」
高校二年の初夏。桂は、心にポッカリと開いた穴の存在を感じながら、日々を過ごしていた。なぜ、そんな気持ちになるのか……何が足りないのかすらわからない。そんな彼が通う学校に、新任の教師が現れる。彼女の名前は、風見みずほ。美人教師の登場に沸き立つクラスメイトたち。平凡な日常の中で起こった、ちょっとしたハプニング。そんな中、桂は自分が進んでいることを感じていた。そう、風見みずほと出会うことで、自分が再び加速し始めていることを……。