磯ロックさんのレビュー一覧
「水樹奈々 14thアルバム「DELIGHTED REVIVER」[BD付初回限定盤]/水樹奈々」(商品ページ)
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「誰もひとりぼっちにならないように」
2022年11月02日 by 磯ロック さん
水樹奈々さんの結婚、出産後の初のアルバムで今回は新曲がかなりの数になっていてより聞きごたえがあります。これまでの曲が「力○く皆を奮い立たせる」感じだったものから「優しく寄り添って励ます」感じの曲が増えていると思いました。
最初の曲「MY ENTERTAINMENT」がそうした曲調で、今の様々な苦難が多い世の中で「生きていく力」となるものが大切だと教えてくれる歌詞が良いです。
「エンターテイメント」が「心の拠り所」であって欲しいという想いが伝わってきて、コロナ禍で遠ざかっているライブにまた行きたいという気持ちにさせてくれます。
そして、故郷のローカル番組のテーマソングもあり、水樹さんの環境は結婚などで変わっても故郷への想いなど根幹は変わっていないと感じました。
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「ご注文はうさぎですか?Complete Blend 3」(商品ページ)
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さらなる「かわいい」が一杯!
2022年11月02日 by 磯ロック さん
「ごちうさ」を雑誌掲載時と同じカラーで見られる完全版の新刊で、この巻ではアニメ版のOVAと3期分の話になります。1,2巻ではまだ巻頭がモノクロの回も多かったですが、この辺りになると必ずカラーになっていて「全てが、かわいい」の言葉が正にピッタリという内容が楽しめます。
さらに今回はコミケ等で配布された冊子での描きおろしも収録されていて、ファンアイテムとしてはさらにマストな代物で単行本を揃えている方もぜひとも手に取って欲しいですね。
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故郷に繁栄を
2022年10月17日 by 磯ロック さん
日本がGHQの占領体制を終わらせるべく講和へと動き始めた中、朝鮮戦争が勃発する。それにより日本経済は劇的に回復するが、角栄の元には地元新潟から貧困にあえぐ人々の声が届いていた。
そこへ選挙区にある私鉄から「社長になって再建して欲しい」と懇願される。
深刻な経営危機で最早角栄以外に頼める人がいない中、彼が下した決断は…。
いつの時代でも繁栄や景気のいい所とは真逆の場所もありますが、その困難な現実に立ち向かっていた人達がいたことを描きその苦労を知ると「『当たり前の日々』はすごく大切なこと」だと感じます…。
角栄の政治の師である幣原との永久の別れの一方で、後に自身のプロジェクトの右腕となる人物との出会いもあり、少しずつ宰相への道筋が見え始めていく辺りも見所です。
そして、その宰相レースの○力なライバルとして立ちはだかる男にも触れていますが、その場面が何か「主人公に敗れた敵がラスボスに誘われてケタ違いに○くなる前触れ」のように描いていた所は少し苦笑しました。
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「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 9」(商品ページ)
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弟子誕生!?
2022年10月17日 by 磯ロック さん
無事グレイタス王にヴィンターリア建国を承認させたマサルは、いくつか新たな提案をする。そのひとつである「職人の留学制度」について、王はそれが有益であると証明するように告げる。
マサルは、これまで放置されていた貧民街の再建を行うことを決意するが…。
今回もマサルの活躍で多くの人々の生活が「カイゼン」されていきますが、その過程で「街作りは建物を建てて終わりではない」と分かりやすく説明されていて、現実でも過疎や空き家問題など似た問題が多いことが浮かびました。
そんな中でもヴィクティニアスとの関係はなかなか進展しないのも相変わらずですが(苦笑)、一方で人の恋路はしっかりサポートしていて、とりわけそれである人物が大激昂している様は色々とヤバくてかつコミカルでしたw。
そして、職人気質のドワーフの少年リュリュとの出会いもあり、彼がマサルの腕前と考えを知り頑なな気持ちを変えていくのも見所です。
そうして楽しく進んでいたら、突然衝撃の展開が起こり果たしてここからどうなるのか気になるラストで驚かされました…。
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紫のマフラーを手に
2022年08月25日 by 磯ロック さん
沖縄に米軍が上陸し日本側は戦局の打開を「特攻」での敵艦撃沈を目指す術しかなく、その為のロケット機「桜花」までも投入していた。そんな中、343空は四国松山から九州の鹿屋へ拠点を移し、特攻隊の進路を啓開する任務を受け持つ。
作戦が開始され、菅野たちは攻撃を成功させるべく出撃するが、次々とトラブルが発生する機体が相次ぎ、万全と言えない状態で夥しい数の敵機との決戦を迎える…。
この巻では343空の戦闘以上に特攻攻撃を行う隊員をクローズアップして描いていて、その心中にある悲しみや苦しみを精一杯伝えようとしているのがよく分かります。
残された時間の中で○○たちと触れ合う姿、桜花へ乗り移る際に送り届けてくれた隊員たちに礼を述べる姿などを見ると、これらが当たり前の光景だった時代を繰り返してはならないと教えてくれるストーリーで、より多くの人に一読して欲しいと思います。
そして、松山で縁のあった人々が菅野たちに心を込めた餞別を渡し、感謝の思いを伝えるシーンも印象的で、どんな時代でも人の繋がりを絶やしてはならないと伝えてくれます。
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絶望の島へ
2022年08月25日 by 磯ロック さん
「軍艦でメシ作り」という異色作も、この巻では大きな展開を迎えます。米軍に占領されたガダルカナル島奪還に挑む日本軍は、上陸した部隊が激しい攻撃を受け苦戦を○いられていた。
その為、補給品を運ぶ任務に「幸風」も加わることになり、幾度となくそれを繰り返していく。
危険を重ねてわずかばかりの品を運ぶことに賀津夫は疑問を抱くが、班長の海原に諭される。
そして、物資投下に巻き込まれて島に流れ着いた賀津夫はそこで海原の言葉を身をもって知ることになり…。
今回も多くの食にまつわる話が満載で、天上人とも言える連合艦隊司令長官の会食のデザート作りや偶然の遭遇から日米の補給艦同士でのスイーツ対決というご飯やおかず以外の題材もテーマにしていて、飽きさせないストーリーです。
その一方でガダルカナルで同い年の兵士が病と飢えで弱っていく中、補給が届き「食べたい」と言っていた親子丼を賀津夫が振る舞ったのが実は…という戦争の壮絶さや悲惨さをハッキリと描いている点も良い作品だと言えます。
「美味しい食事を毎日食べられる」ことのありがたみを読んでいて感じました。
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湯のようにアツい性活!
2022年08月25日 by 磯ロック さん
実家が温泉旅館で三助(湯を沸かしたり身体を洗う役)をしていた誠一郎は、突然異世界に召喚されてしまう。三助の経験から銭湯を任された彼は、女騎士のアリスティアや彼女の周りの女性たちとめくるめく体験を重ねていき…。
「異世界もの」ではありますが、世界の危機を救うなどの大仰なことは無くひたすらイチャイチャする話です。
全ページカラーで、コミックというよりは「イラスト集」と言った方が良いでしょう。
主人公と同年代のヒロインだけでなく、その母なども登場していてほぼ巨乳キャラばかりなので微乳好きにはちょっとな所はあるものの、皆魅力に溢れています。
説明で「不倫・略奪要素」とありますが、男は主人公だけでそういった雰囲気を感じさせない明るいノリなので、読んでいて楽しいですね。
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「ゾンビランドサガ外伝 ザ・ファースト・ゾンビィ 2」(商品ページ)
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憑かれた男
2022年07月07日 by 磯ロック さん
ゾンサガの前日譚の2巻目ですが、いよいよ話が大きく動き始めます。佐賀に災厄をもたらす「サガコ」を封印・浄化する「サガコバスターズ」の一員となった栄吉は、サガコが憑りついたと思われる名うての不良の剛雄に接触する。
ほどなくして誤解と分かり、図らずも彼の恋を後押しするキューピッド役も果たしてしまう。
そんな折、東京から佐賀に異動となった警官の東野。
彼はバスターズの一人、アンナと因縁があり彼女を通じて「サガコ」の存在を知る。
それは佐賀にとって最大のピンチを招く始まりとなり…。
アニメ本編でリリィの父として登場した剛雄が登場し、ゴツい見た目とは裏腹な心優しき男として描かれているのは本編の雰囲気を損なっていませんでした。
その彼の恋の始まりも見られましたが、微笑ましいと思う一方で後の運命をアニメ本編で見ている人にとっては複雑な思いを抱く話で切ないものも感じます。
そして新キャラの東野ですが、コメディタッチで進んでいたストーリーを一気にシリアスに転換させてしまう「狂言回し」で、アニメ本編の雰囲気からすると異質なキャラでもありましたがインパクトがありましたね。
次巻で大団円を迎えると思わせる展開になってきましたが、この「前史」をどう纏めて劇場版に繋げていくのかが楽しみです。
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「にほん女子○生ずかん Xe先生描き下ろし スジが通っているSっ気生徒会長 【公平棗】 B2タペストリー」(商品ページ)
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生徒会長のSな攻めを疑似体験
2022年07月07日 by 磯ロック さん
抱き枕カバーと同時に出たヒロイン棗のもうひとつの痴態を描いたタペストリーです。夕日に照らされる部屋で自慢のおっぱいをさらけ出し、こちらのモノを出させて足コキに誘おうとしているシチュですが、抱き枕カバーの表情がこちらに全てを委ねているのに対し、このタペストリーの方は設定にあるように「主導権を握って攻めようとしている」Sの要素を感じさせるのがまた違った良さです。
さらに、頬が赤く染まり乳首がしっかり立っている辺りの細かさが彼女も期待しているのでは思わせてくれますね。
正面から向き合う構図なだけにストッキングを破きショーツをズラして秘所が見える、あるいはシミが浮かんでいる絵にして欲しかったのと、やはりボイスドラマ辺りを購入特典にすればもっとヒロインを気に入る要素が増やせると思います。
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世界の危機!?
2022年05月31日 by 磯ロック さん
レイジ達がピクニックにやってきた森の泉で魚釣りをしていると、何と美少女を釣り上げてしまう。彼女は泉の精霊のビビで、長らく誰も訪ねて来ることがなく寂しい思いを抱えていた。
そんな彼女と知り合い交流が始まり、それから様々な出来事が続いていたある日、一人の少年が店を訪ねて来る。
その少年は魔王エジルと名乗り、ポーションを寄こすように迫るが…。
この巻でアニメ版に登場したキャラが全て揃い、ここから騒がしい日々がさらに騒がしくなっていきますw。
魔王と聞けば誰もが震え上がるキャラを想像しますが、この作品ではいかんせんへっぽこ感がありwバトルにも発展しませんので安心して読めますね。
アニメ版では出なかったエピソードもこちらでは出ていますので、アニメと合わせるとより楽しめると思います。
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戦争が人を変える
2022年05月31日 by 磯ロック さん
日本本土の基地を叩くべく攻め込んできた米軍へと立ち向かった343空の初陣が終結し、多くの戦果を得て打撃を与えたことに隊員たちは歓喜する。しかし、同時に多くの隊員が帰らぬ人になり、菅野は市井の人々が長く続く戦争に心を荒ませていく様を目の当たりにしていた。
春を迎え遂に米軍が沖縄に上陸を開始し、戦艦大和が出撃したものの奮闘空しく撃沈され海に消えていった。
もはや常道では戦局を覆す術は無く「一億総特攻」が叫ばれる中、343空にも特攻が命じられるのではと誰もが不穏な予感を感じていた…。
戦争の悲惨で惨い実態が決して遠い話ではない今、この巻では当時の人々がそれ故に人の道を外れようとしていた現実にも触れています。
撃墜され負傷し捕虜となった米パイロット達を怒りと憎しみから人々が襲おうとし、それを止めた医師夫婦の話が出ていますが、普段は穏やかな人々でさえ簡単に凶行に走らせてしまう「戦争の怖さ」がよく伝わってきました。
そして、そんな状況でも人として大切なものを捨てない気持ちを忘れてはならないと読者に教えていて、心に残る話でした。
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美味いメシが心を繋ぐ
2022年05月31日 by 磯ロック さん
ミッドウェー海戦で九死に一生を得た賀津夫は、救ってくれた「幸風」の烹炊班の一員として休む間も無くガダルカナル島へ向かうことになる。任務や訓練に明け暮れる乗組員の胃袋を満たすべく、艦長さえも一目置いている班長の海原の元で数々の苦労や工夫を重ねる日々が続く。
そんな折、トラック泊地に停泊中の艦を訪ねて来た者が、ある人物を見て「山岡」と呼ぶが…。
太平洋戦争を題材にしたミリタリ系で「食事作りの部署」を取り上げた異色作も、いよいよ激しい戦争の渦中に入っていきます。
戦闘シーン自体はあまり多くないものの戦争の過酷さは十分に伝わってきており、出てきたメニューを通してより○く訴えてくる話もあります。
賀津夫の同僚のエピソードも登場しますが、中でも無愛想なようでいて皆をしっかりと引き立て慕われている海原の「秘密」に少しづつ触れていて先が気になる展開です。
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暴虐の大国
2022年05月31日 by 磯ロック さん
異世界転移した日本国の西に位置するアルタラス王国がパーパルディア皇国の侵略を受ける。滅亡が避けられぬと悟り、アルタラス王は希望を残すべく王女ルミエスを避難させることを決断、今生の別れを告げた。
脱出したルミエス達を海賊が襲撃するが海保の巡視船が救助し、日本は彼女たちの亡命を受けいれた。
一方、フェン王国で衝突したパーパルディア皇国との行く末を見据えて外交を行うものの「自国より東側の国で文明が低い」(西へ行くほど高度な文明を持つ世界設定です)と決めつけた皇国側に軽んじられ芳しくない結果に終わってしまう。
そして、パーパルディアは再度フェン王国への侵攻を開始し…。
ここまでは日本に直接火の粉が降りかかることはなかった展開でしたが、遂に否応なしに戦火へ突入する時が近づき目が離せなくなってきました。
今回は自衛隊無双は無かった代わりに、政治面での動きを見せてこの世界の実情を描いていましたが、そんな中で「義」の国と評価されるようになった日本の在り方を次の巻からより見せる展開になるのが楽しみです。
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「勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。 1」(商品ページ)
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まずはとにかくメシを食え
2022年05月06日 by 磯ロック さん
異世界転移ものですが、よくある「チートで楽勝」という展開ではないものの快活なストーリーの一作です。北山、西田、東のアラサー男三人組は幼馴染の「三馬鹿トリオ」で気の置けない関係だった。
その三人が突然異世界に「勇者」として召喚されたものの、全員レベル1で何のスキルも無いことから追放の憂き目にあう。
そんな彼らを不憫に思った王女のおかげで冒険者としてのスタートラインに立つことが出来たが、初めての依頼で猪の魔獣に遭遇する。
やっとの思いで倒した三人は、今後の為にもと解体に取り掛かり…。
主人公の三人が取り立ててスゴい剣技や魔法を使える訳ではない所から「美味いものを喰う」の一念でどんどん魔獣を仕留めて○くなっていく様は楽しいですし、何より非道は許さない優しい心根の良さもあって、いいトリオだと思います。
「異世界ジビエ」と言える魔獣料理も、モノクロながら美味しく見えるように描かれていて、それを美味しい笑顔で食べるヒロイン達がより魅力的に映えるのが売りですね。
とりわけ、魔獣の解体要員として雇った○○の獣人少女が温かい食事を大粒の涙を流して食べるのを優しく見守る三人のシーンは、この作品のテーマだと見ていて実感しました。
この先、「魔獣の肉を食べるのはタブー」とされている世界で周りを巻き込んで賑やかになっていくのが期待できそうなストーリーが楽しみです。
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復活への狼煙
2022年05月06日 by 磯ロック さん
国会議員1年生ながらも才覚を認められ、要職に抜擢されるなど出世街道を歩んでいた田中角栄。だが、彼の身に突然検察の捜査を受ける事態が起こる。それは炭鉱管理法に反対した議員たちが賄賂を受けていたという「炭管疑獄」の始まりであり、角栄も捜査の対象になっていた。
潔白を主張するが収監されたばかりか獄中で衆議院解散を知り、議員失職という最悪の状況に陥る。
再び国会を目指し獄中から立候補し、選挙期間が残り10日で保釈された角栄を待っていたのは…。
どこか「なろう系」のような波乱万丈な状態に陥ったものの、そこから復活を果たすまでは激動の人生の一幕で見どころだと実感させられます。
そこから占領下での国の舵取りを行う困難に立ち向かう周りの面々の活躍や、角栄自身の議員として成長する為の努力などが描かれているのも教科書では分からないことを伝えています。
読んでいてこの時代は「悪いインフレ」が深刻だったことが分かりますが、今現在も色々な物の値段が上がり始めているのを見ると、過去を通して今の問題をどう解決していくのかを考えるべきだと思える作品です。
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「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 8」(商品ページ)
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再び王都へ [Getchu.comで購入済み]
2022年04月21日 by 磯ロック さん
マサルが作り上げた街の名前も「ヴィンターリア」と決まり、自由の身になった獣人たちや無事だったシュテンツェンの人々も合流し始めていた。もはや「村」どころか「国」とさえ言える規模になってきた中、ヴィンターリアを治めるトップを決める話が進む。
様々な仕事に四六時中駆けまわっているマサルは無理である為、推挙されたのは…。
この巻でも街作りの為に建物などに様々な工夫が施されていることが良く分かり、チートでなんでも簡単に進むわけではない展開が変わらず良いです。
そして、今回のバトルは「拳で語り合う」のではなく「心理戦」で、グレイタス国王にヴィンターリアを対等の関係と認めさせる戦いで放った一手が「日本式」だったのは苦笑ものでしたが、それがしっかり効いた流れも上手かったと思いました。
ヴィクティニアスとのラブコメは相変わらず進展しそうでしないじれったさですがw、「国作り」となったマサルの仕事にまだまだ困難が待ち受けていると思うだけに見所が途切れ無さそうで楽しみです。
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西へ東へ海の向こうへ
2022年04月12日 by 磯ロック さん
新しいシーズンが始まる中、安田たち代理人の仕事は相変わらず多忙を極めていた。開幕後も所属先が決まらない浪人状態の選手や監督の行先探し、代表に選ばれた選手のサポートなど苦労を重ねつつも日々を過ごす。
そんな折、アマチュア激戦区の関東リーグのプロ入りを目指すチームの社長が訪ねてくる。
「昇格できなければ即解散」というスローガンを掲げていた中、昇格が厳しく戦力補○を頼ってきた社長に対し安田は依頼を断るが…。
「自分の好きな選手を他チームに取られた」などで代理人自体にいいイメージを持っていない人は多いと思いますが、この巻ではそうしたモヤモヤを抱えたサポーター達と対峙する話もあります。
この作品で代理人の仕事がよく分かりますし、愛するチームや選手への応援が「独りよがり」になっていないかと考えさせられ、スポーツはプロだけでなくアマチュアでも熾烈な争いがあることも分かり、こちらにも興味を持つ楽しみを伝えていると思います。
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旅立ち [Getchu.comで購入済み]
2022年04月12日 by 磯ロック さん
ユースのセレクションに合格し、プロを目指す夢の第一歩が始まろうとしているアシト。しかし、女手一つで自分と兄を育ててくれた母のことを思い悩んでいた。
自分の想いをアシトは伝えようとするが、母ははぐらかして機会のないまま旅立ちの日を迎える。
東京へ向かう列車の中で、アシトは母からの荷物の中身を開き…。
この巻はアシトがユースに入団するまでを描いているのでサッカーのシーンはほとんど無いですが、親元から離れるアシトとその母の心情を丁寧に描いています。
親元から離れた経験のある方なら胸を打つ名シーンだと読んでいて感じました…。
そして、アシトのチームメイト達も次々と登場してきますが、誰もが一癖あるようなキャラで果たして彼らどどんな戦いぶりを繰り広げるのかと期待できますね。
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縁あってライバル [Getchu.comで購入済み]
2022年04月12日 by 磯ロック さん
エスペリオンユースのセレクションの最終試験に挑むことになったアシト。その内容は現役のエスペリオンユース選手との対戦だった。
先輩であるユースのはずだが、彼らがどこか連携が取れていないプレーを見たアシトはイケると思っていたが…。
この巻ではアシトにプロを目指す上で避けて通れない「洗礼」が次々と襲い掛かってきて目が離せない展開です。
とりわけ、アシトにとってこの先立ちはだかる相手選手よりも、より手○く容赦無くアシトの心身を削ってくる阿久津は○烈なインパクトを読者に与えます…。
そんな過酷な状況からアシトの「能力」の一端を垣間見せる展開になり「プロになりたい」という漠然とした考えが、サッカーを続けさせてくれた周りの人々への感謝を覚えて確固たる信念へ変わっていく様はこの作品の最初の山場でもあり、必見です。
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新たな季節の始まり
2022年03月25日 by 磯ロック さん
もう少しするとアニメ劇場版が公開になる「ゆるキャン」ですが、新たな出会いを予感させる巻です。桜が満開になった春休み、なでしこは姉と共に恒例の花見ドライブに出かけ、リンや千秋たちもソロキャンプや散策を楽しんでいた。
愛犬ちくわと共に花見に出かけた恵那は、そこでイラストを描いている少女と出会い…。
花見キャンプの前日の皆の様子を描いていますが、進級するなでしこ達が変わらず日常を楽しむ中、後輩になるであろう子たちも登場してきて、先がさらに楽しみになってきました。
恵那が出会った子を見た時「『けいおん』のムギのようなたくあん眉毛だ」と思ってしまいましたがw、今の所は絵真という名前とイラスト描きが趣味くらいしか分からないのと、もう一人の友人の子は名前も分からなかったのが残念でしたが、後輩になるフラグは立っていると思うので、それはこれからの楽しみの一つでより期待です。
珍しかったのはにぎやかしの千秋が場所取りも兼ねてソロキャンをしていることでしたが、ソロでもやっぱりにぎやかだと思いましたね(苦笑)。
あおいにもある出来事があったりと、各自の世界が広がる中で花見キャンプではどんな出来事や食事が出るのか次の巻が早くも待ち遠しいです。
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砲火で失われていく「それまで」と「これから」
2022年03月25日 by 磯ロック さん
本土の基地や艦隊を狙う米軍機へ343空自慢の紫電改を駆り、菅野たちの「新選組」が挑む。一斉に迎撃し馬力のあるエンジンと○力な武装で米軍の出鼻をくじく。
しかし、激しい戦いに堪えうる機体故にわずかな時間しか戦えない中、弾○が尽きた菅野たちにさらなる米軍機が容赦なく迫り…。
ようやく主人公菅野の出番が来ましたが、「これが戦争の現実」という実感を伴う無念の最期を遂げるパイロットの姿を克明に描いています。
迫力のある空戦シーンは変わらない上、ほんのわずかな時間や判断次第で生死が分かれてしまう場面もあり、それらがさらに現在でも起きているのを思うと、より重みのある話だと感じられます。
この巻ではパイロットは格好いいばかりではないのだと感じる話が多く、戦争の虚しさを思わされました…。
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戦場は台所
2022年02月21日 by 磯ロック さん
ミリタリ系作品ですが、戦闘とはほぼ無縁の「烹炊班」を題材にした一作です。太平洋戦争の最中、海軍兵の賀津夫は乗艦していた空母が撃沈され駆逐艦「幸風」に救助される。
空母で烹炊員であったことから呉に戻るまで烹炊班に配属されるが、小型な駆逐艦ゆえの激しい揺れに悩まされる。
そんな折、ある士官も船○いに苦しみ満足に食事が出来ないことを見た彼はあるレシピを提案し…。
食事を通して戦争を描いていますが、激しい戦闘シーンは今の所ほとんど登場していないのでどこか穏やかではあります。
作中で登場した料理のレシピを調理場面を通して紹介しているので実際に作れそうなのが良いです。
とりわけ「麦飯が食事に出ていないのに消費量が多いので密かに廃棄しているのでは」と軍医に疑われたシーンでは思わぬ使い方が紹介されていて、こういう工夫で料理の味を上げられると知ってためにもなります。
物語の始まりがミッドウェー海戦からで敗勢に傾き始めた頃からだけに、この先の苦難をどう乗り越えて美味い飯を作っていくのかが注目です。
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「インサイトオリジナル 肉感少女Y 追視アイver. 1/4 完成品フィギュア」(商品ページ)
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誘惑の小悪魔メイドをおそばに
2022年02月07日 by 磯ロック さん
アダルトフィギュア「肉感少女」シリーズの一作ですが先のレビューでも書いたように大きなサイズのものだけに、果たしてこちらの出来はどうなのかと不安に思いながら開封しました。幸いこちらは取り付けるパーツは魔族を思わせる尻尾だけですんなり出来ましたし、身体も棒に差し込むこともなくそのまま台座に乗せるだけで飾れるので安心でした。
首輪とメイドカチューシャを身に付けただけの姿で、豊満なボディを見せつけるようなポーズは「夜のお勤めですが、ご主人様ではなく私が存分に楽しませて頂きます」と言っているのかようです。
惜しいのは、頭部が少しグラつきやや不安を感じましたし、あとは体の構造上仕方ないことですが秘所が見えにくいポーズになっていたので足をもう少し開いたポーズならより良かったと思いました。
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「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER GOLD RUSH! 14「レッド・ソール」/桐生つかさ(CV:河瀬茉希)、三船美憂(CV:原田彩楓)、星輝子(CV:松田颯水)、藤原肇(CV:鈴木みのり)」(商品ページ)
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クールだけどパッション、パッションだけどクール
2022年01月26日 by 磯ロック さん
お馴染み「デレマス」シリーズの新譜で、この曲のメインは「社長」があだ名のつかさです。つかさがJKながら社長業を勤めていて大人びていますが、そんな彼女をイメージしたこの曲はジャズ調でオーケストラ演奏というアイドル系と言えば明るくポップな感じとは真逆で聞きごたえがあります。
つかさ役の河瀬さんは「ゾンビランドサガ」で見事な歌声を披露していましたがこちらでもそれが発揮され、輝子役の松田さんも負けず劣らずの良い歌声でイケボの相乗効果が「大人」を感じさせます。
美憂役の原田さん、肇役の鈴木さんも可愛らしくかつ芯のある歌声で華を添えていて、この「フラム・マティーニ」のメンバーでまた新曲を出して欲しいと思わせる曲でした。
あとは「ハルヒ」とコラボした時の別メンバーの曲もあり、懐かしく新しい感じを覚えます。
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「ゾンビランドサガ外伝 ザ・ファースト・ゾンビィ 1」(商品ページ)
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「サーガ」の始まり
2022年01月08日 by 磯ロック さん
劇場版も発表されたアニメ「ゾンビランドサガ」の「始まり」へと繋がる漫画です。佐賀に住む少年、栄吉は打ち込んでいた野球を肩の故障で諦めてからは生ける屍のように毎日を無為に過ごしていた。
そんな折、姉の裕子が突然行方知れずになる事態が起こり、その理由も分からず心配していると家に訪ねて来た女性三人組に連れ出される。
生真面目で笑顔をめったに見せない山田たえを始めとする彼女たちは「サガコバスターズ」を名乗り、佐賀に災厄をもたらす「サガコ」退治の最中に裕子が玉ねぎに変わってしまったと告げる。
それを知らされた栄吉は、裕子の代役を務めることになるのだが…。
アニメ版のキャラデザをされた深川さんが執筆していて漫画家が本職ではないだけに慣れていない感じはしますが、一方でアニメの雰囲気を掴んでいる点は十分な出来です。
若き日のデスおじ、リリィの父などアニメでお馴染みのキャラ達も登場していますが、ここからどういう風にストーリーに絡んでくるのかが期待できます。
そして、本編では良く出ていた佐賀の名所や風景がまだ少ないのでそれらも盛り込んで欲しいと思いますし、ここから巽によるフランシュシュ結成までどんな道のりだったのかをしっかり描いて欲しい一作です。
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議員は「一年坊主」、胆力は「十年選手」
2021年12月14日 by 磯ロック さん
田中角栄は国会議員として「一年坊主」と揶揄されながらも、GHQの占領下に置かれている状態から一日も早く脱し自治を取り戻す志を持つ吉田茂と共に歩む決心をする。その手始めとして、GHQの言いなりになっている芦田内閣を倒閣すべくあるスキャンダルを掴む。
それは芦田だけでなく政財界の多くの者たちに不正献金が行われている疑獄事件であり、同胞の池田勇人・佐藤栄作らと追求し芦田を「三月天下」で終わらせ、吉田を首班とする内閣実現まであと一歩と迫る。
だが、GHQ内部の権力争いで主導権を得ようとする「民政局」の高官ケーディスはハッキリと物申す吉田ではなく、意に従う幹事長の山崎を総理に付けようと画策していた。
首班指名会議で党総裁の吉田を差し置き、このまま山崎内閣誕生かと思われたが…。
よく言われている噂で「新潟では未だに選挙の時に『田中角栄』と書かれた票が出て来る」が、最近テレビの中継で事実だと知らしめたほどのカリスマ政治家である角栄を描いたこの作品も、メキメキと頭角を表し熱い信念を貫く姿が様になってきたと感じます。
「伏魔殿」なんて言葉すら生易しいほどの政界を描いて、その中でリアルでは見られないであろう筋の通らぬ事に憤り、敢然と立ち向かって勝ち抜くストーリーはスカッとしますね。
そして終盤で「因果応報」を地で行く実際にあったエピソードが出ましたが、結局フィクションでもリアルでも「男は懲りない生き物だ」と実感させられました(苦笑)。
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神様でパワーアップ!(見返りも増えましたw)
2021年12月14日 by 磯ロック さん
ドランの町に辿り着いたムコーダ達は一番の目的である地竜の解体を依頼する。念願のドラゴンの肉が食べられるかと思いきや、ミスリルナイフが地竜の皮膚に歯が立たず折れるアクシデントが起きてしまう。
落ち込む中、いつもの女神たちへのお供えをしようとした時、突然新たなメンバーが乱入して来る。
無類の酒好きの鍛冶神ヘファイストスと戦神ヴァハグンの二人は供物に酒があると知り、スイに鍛冶スキルとドラちゃんに戦闘時ステータス○化を押し売りの如く授ける。
これによってスイ制作の○化されたミスリルナイフで地竜の解体が成功し、待望のドラゴン肉をたらふく味わったムコーダ達。
そして、やる気満々のフェル達と及び腰のムコーダはドラン名物のダンジョンに挑むことになり…。
新たな神様登場で従魔達がより○くなっていきますが、お供えの時がさらに騒々しくなりムコーダが苦労する様がよりコミカルになっています(笑)。
ダンジョンが久々の舞台で、イージーモードながらも冒険している感が出ていて楽しく読めますね。
思わぬ再会もあり物語の見所はしっかりとありますけれど、瓶に入ったドラゴンの血をウットリと眺めるエルランドのドラゴンフェチぶりがさらに加速しているのが面白いと同時に、この先これでムコーダ達がより大変な目に遭うのを思うと何とも言えません(苦笑)。
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「インサイトオリジナル 肉感少女W 1/6 完成品フィギュア」(商品ページ)
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天使と悪魔のハイブリッド少女の艶姿 [Getchu.comで購入済み]
2021年11月03日 by 磯ロック さん
いわゆるアダルトフィギュアは初めて購入しましたが、買って間違いなかったと思う一品です。天使のような清らかな身体の肌の質感や色合いも良く、太ももの所に添えられた手が肌に食い込んでいる様子が細かくキチンと作られていてリアリティがあると感じました。
表情が照れているようにも少し戸惑っているようにも見えて、これも魅力を上げている要素のひとつです。
悪魔かサキュバスを思わせる背中の羽もあえて小さく可愛らしいサイズにしていて大きい方が見映えはすると考えますが、裸体の良さを売りにしているのならこれが一番でしょう。
秘所とアナルも作られていて細かい所にも気を配っていてしっかりした出来でしたが、おっぱいが「爆乳」と言えるサイズだったので個人的にはもう少し抑えても良かったかもしれません。
これより一回り大きく瞳が動くバージョンも販売されるので、そちらを買う方がよりお得感があるかと思います。
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鬼滅の陸自 [Getchu.comで購入済み]
2021年11月03日 by 磯ロック さん
異世界で多くの国々と国交を樹立している日本がフェン王国と交渉を重ねている最中に襲来してきたパーパルディア皇国。彼らの艦艇が帆船であったことから日本側のイージス艦は砲撃でマストだけをへし折り、実力を見せつけ相手側の死傷者ゼロで戦闘を終結させる。
その頃、本国では外務省にトーパ王国の大使が面会に訪れていた。
王国に突如復活した魔王の配下の一員であるノスグーラ率いる魔物の軍勢が攻め込み、放置しておくことはできないとの訴えに役人たちは戸惑うが、捕らわれた人々が家畜として食料にされていると聞かされ、放置すれば○○が拡大し日本も他人事ではなくなると判断、陸自の派遣を決める。
近代兵器の力でノスグーラの部下たちを撃砕し、捕らわれた人々の救出を成功させた隊員たちの前に巨大ゴーレムと共にノスグーラが現れ…。
この作品でのラスボスを予感させる敵の配下との最初の対決と新たな敵性国家との戦いが始まる内容で、ここから異世界での日本のスタンスがより問われるストーリーになってきたと感じました。
「○力な武力で無双」はよくある展開ではありますけれど、ここでただ○いだけをアピールするのでは無いことがこの作品の一番の売りだと思います。
暴虐な国家が多い世界だけに(苦笑)「正義の使徒」である姿をしっかりと描き続けて欲しいです。
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「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 7」(商品ページ)
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これが無くては始まらない [Getchu.comで購入済み]
2021年11月03日 by 磯ロック さん
女神ビクティニアスから頼まれていたシュテンツェンの件を片付けたマサルは、比較的近くにあるポーリィタムの街を再訪する。そこでかつて干戈を交えたランスロットからバトルを再度挑まれ、進化したスキルを使ってみたものの彼も進化を遂げていたことに驚き追い込まれる。
そこをトンでもない奇策で乗り切り矛を収めるが、その後も魔物退治を手伝わされるなどのあれこれでてんやわんやとなり、思わぬ長旅となってしまい獣人の街への帰還が延びてしまう。
○○から解放された獣人たちを連れて帰り、より賑やかな街が出来ると思ったその時マサルは「ある事」を忘れていたのに気づき…。
このシリーズも長くなってきましたが、まだまだ色々な出来事ややるべき事が多くて飽きない展開になっています。
その中でも「急ぐことではないけれど、それでも重要なこと」があったのにここまで読んでいて全く気付かなかったのは、ストーリー運びが見事だったと感じました。
今の所はラブコメ要素はまだ○くは無いですが、ビクティニアス達との食事会など距離がより縮まっているというのも楽しみのひとつでほのぼのとして読めますね。
ラストでは、この先の不穏さを感じさせる色々な意味で「敵」となるであろうキャラの登場で次巻も楽しみになりそうな予感がします。
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