磯ロックさんのレビュー一覧
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
「鉄のカーテン」の中で
2021年07月24日 by 磯ロック さん
著者がノーベル文学賞受賞を果たす一助となったノンフィクションのコミック化の続巻です。著者はかつて起きたソ連とドイツの戦争に様々な形で触れていく内に、戦争について著したいという思いが芽生え、従軍した女性たちの記録を集め残す決意を固め取材を開始する。
様々な伝手を辿り多くの女性たちを訪ねて取材を重ねていき、証言を記して発表を始めていく。
だが、それらはソ連という国の体制では不都合なものばかりで、表に出るものはわずかばかりでしかないという現実が待ち受けていた…。
戦争という言葉では語りつくせないほどの過酷な体験、その中で時にはクスッと笑え、ある時は運命や縁といった言葉をも超えるような出来事を、派手さはないもののしっかりとした絵で描いています。
国の為にと純粋な想いで軍に志願した少女たちが、戦争の中で傷つき倒れ、生還を果たしても心に傷を抱えて年を重ねていく様子を見ると、平和であることがどれだけ尊くありがたいことかを実感できます。
そして普段は意識することのない「自由にものを言える」ことの大切さも分かる一冊であり、この作品は長く続いて欲しいと思うシリーズです。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
エビならぬギョーザでドラゴンを釣る
2021年06月12日 by 磯ロック さん
ムコーダは従魔のフェルが採ってきた地竜の解体と買い取りがカレーリナでは不可能だと知り、それが可能なドランの街を目指すべく旅を再開する。途中の街で受けた依頼が元で、一匹の小さなドラゴンと出会う。
ピクシードラゴンという小さいながらも○力な戦闘力を持つ竜だったが、ムコーダは深く考えずに「ドラちゃん」と可愛らしい名前を付けてしまう。
当然ながら「ドラちゃん」に不満をあらわにするが、フェルも「自分もヒドい名前をつけられそうになった」と愚痴ったのを聞いて納得し、パーティーの一員となる。
そしてドランの街にたどり着くとそこで待っていたのは、ドラゴンの解体が出来る冒険者ギルドのマスターのエルランドだった。
彼はドラゴン好きが高じすぎる上に、ドラちゃんを見てさらに興奮し、ムコーダを散々質問攻めにする事態になるが…。
街での話がしばらく続いてましたが、旅にまた戻り新しい街や人との出会いが楽しめる展開になってきました。
今回出たエルランドは原作の中でもかなりのインパクトがある人物だけに、しばらくはストーリーも濃い展開になりそうです。
バトルはあまり無かったのですが、ドランはダンジョンのある街という設定なので新しい従魔ドラちゃんの活躍はもう少ししたら見られるので、こちらも期待できます。
特にラストでは神様組からも新しいキャラが登場してきて、より騒がしい展開になることは間違いないので(苦笑)次に向けて必見です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 6」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
「チート=何でも出来る、救える」とは限らない [Getchu.comで購入済み]
2021年06月12日 by 磯ロック さん
兎人族の街作りのための資材、そして欠かせない職人たちを集めて帰還したマサル。帰ってきた挨拶が無いことを女神ビクティニアスにたしなめられたりもあったものの、順調に街作りが進行していた。
帰路の途中で助けたダークエルフの少女と女騎士は、王国シュテンツェンの女王エメルラルダ、お付きのエレーナと身分を明かし、王国がゴーレムの襲撃を受け何とか脱出出来たことを告げる。
二人は「シュテンツェンの状況を確認して欲しい」と頼み込み、マサルはその為に必要な準備に勤しむ。
その頃、ビクティニアスの妹アイラセフィラは王国を襲ったゴーレムについて調べていたが、彼女の能力をもってしても正体が掴めないままだった。
シュテンツェン探索に出発間近となった時、マサルを訪ねてきたビクティニアスはあることを依頼する…。
冒頭は主人公とヒロインが互いを意識し始める展開で、これならハーレム展開にはならないかもと思わせる内容でした。
その後はうって変わって今までで一番重い展開になり、誰にとっても辛い決断になるシリアスさが「主人公がいくらチートで万能でも、どうにも出来ないこともある」のがより際立っていてストーリーがしっかりしていると感じました。
終盤では懐かしい面々が登場してきて、主人公が身近な所から世界と人を変えていく様子が地味ですが良い味を出していると思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
新たな出会い再び
2021年03月16日 by 磯ロック さん
長く続いているごちうさですが、この巻からは今までのメンバーの組み合わせが変わるという大きな転換点を迎えます。春休みの都会への旅を過ごしているココア達。
宿泊先のホテルへ旅で知り合った双子姉妹のナツメとエルが泊まりたいとやって来て、にぎやかなひと時を過ごしたりと新たな思い出を作り、旅を終えて木組みの街へ戻る一行。
そして、進学したチノはココア達の、マヤ・メグはシャロがいる高校へとそれぞれが違う学校に進学し初登校するが、そこで出会ったのは…。
旅の話から新たなキャラが登場していましたが、予想通りに新たなメンバーとして同じ学校になりましたw。
これから仲良くなっていくのは間違いないですが、その前にナツメとエルの「ある事情」でひと悶着あるかもと思わせる所をどういう展開にするのかが期待できます。
少なくとも暗い展開は似合わない作品ですので、何があっても大丈夫だと思いますし、それがストーリーにより深みを与えてくれるのは間違いないでしょう。
アニメは3期が終わりましたけれど、これなら4,5期と続きそうと思うほどに楽しく読んでいけますね。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「NANA CLIPS 7 Blu-ray/水樹奈々」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
これからもパワフルな活躍を
2021年03月16日 by 磯ロック さん
無事出産が発表された水樹奈々さんの7枚目のミュージッククリップ集です。東京ドームライブ「GALAXY」で流れたいくつかの曲がメインで、特筆すべきは今度BDボックスが発売される「クロスアンジュ」OP曲だった「禁断のレジスタンス」です。
このMVは水樹さんの故郷、新居浜市の鉱山と発電所跡でロケが行われ、その風景が激しい曲の中にある寂寥感にマッチしていて一番の出来と言って良いほどです。
ファン投票で選ばれて新規にMVが作られた「リリカルなのは」挿入歌の「Pray」も必見ですし、CM集の中には水樹さん初の愛媛ローカルCMも入っていて「ネットじゃなくて、大きなTV画面で見たい」と思っていた方にはオススメです。
ライブは当面先になりそうですけれど、これからも多くの曲を届けてくれることを感じさせてくれる一枚です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 5」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
多くの「手土産」を手に
2021年03月16日 by 磯ロック さん
グレイタス王に謁見し、王が欲している魔物の角を「献上」するのではなく「取引」をしたいと申し出たマサル。王を承諾させる為の「切り札」であるビクティニアスを呼び出し、彼女からの援護もあって王から街作りの資金を得ることに成功する。
そして、資材の買い付けと街の発展に必要な職人のスカウトをすべく、父親がレンガ職人をしている騎士の案内で彼の父親の元に向かうが…。
この巻ではバトルやモノづくりよりは「仕込み」がメインというストーリーで、建物の資材だけでなく家畜になりそうな魔物の購入、そして何より必要な「人材」にもきちんとスポットを当てていて、いきあたりばったりになっていないのがポイントです。
兎人族の街に帰還し本格的な街づくりがいよいよスタートとなりますが、その途中で何か訳ありな二人組との遭遇、マサルが魔法の特訓を始めるなど飽きさせない次の展開もあってますます楽しみです。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 4」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
ネゴシェイターVSキング
2021年03月16日 by 磯ロック さん
異世界に来てから世話になっている兎人族が安心して住める街作りを進めていたマサルだったが、狂暴な熊の魔物「魔熊(まゆう)」が出没していると知り退治に乗り出す。何とか仕留めたかと思った直後、もう一匹いたことに気づくが油断していたマサルは負傷してしまう。
窮地に陥ったものの駆け付けたアデリナによって体勢を立て直し、完全に退治に成功する。
後顧の憂いなく街作りを再開し、女神ビクティニアスが妹のアイラセフィラを連れて訪ねて来るなどにぎやかに進んでいたが、ある日遭難した一団がたどり着く。
それは、兎人族の住んでいた街を武力で奪った王の配下たちだった…。
魔物とのバトルの後はしばらく和んだ展開で、新たなヒロインも登場してきますが、すぐにハーレム展開にはいかない所は人によっては物足りないかもしれませんけれど、良い展開だと思います。
街作りを進める上で先のことまでしっかり見据えた設計で建造していることも分かり、何でもかんでもチート頼みではないのもストーリーが練れていると感じました。
そして、新たな「戦い」は武器を使うものではなく「駆け引き」がものを言う静かな戦いでそこも見所です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「となりの代理人―フットボール・エージェント― 1」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
「人生」を背負う仕事
2021年03月05日 by 磯ロック さん
様々なスポーツで選手がチームとの交渉時などに補佐をする「代理人」を取り上げたサッカー漫画です。新人代理人の透は、事務所の先輩の立石から担当を引き継いだ選手が試合中に負傷した一報を知り、立石と共に当人を訪ねる。
その選手、田丸は頭部を○打したものの大丈夫だと言い張るが、すぐに診察を受けるべきと徹も立石も勧めるが、田丸は負傷で出場できなければ契約金に響くことから拒む中、透はあることを打ち明け説得する。
それは、彼が代理人になる決意をしたきっかけだった…。
「代理人」と言うと、よく聞きはするもののその仕事内容が知られていないだけに悪いイメージがあると思われがちですが、この作品では様々な出来事を通してその仕事を描いています。
ベテランで曲者の立石をはじめ、切れ者の女性先輩、いぶし銀の弁護士経験者といった顔ぶれの中で主人公はまだまだ頼りなく、良くも悪くも純粋な所が諸刃の剣です。
一方で誠実な所があり、有望な社会人選手にオファーが来ても下手したら今の仕事より収入が下がるリスクからむやみにプロ入りを進めない真摯さも良いと思います。
あとは、○豪チームのワンマン社長がとある国の偉いさんだった方を連想させるという相変わらずのキワどいネタwと社会人選手のラブコメ未遂も良かったですね。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
心に灯った「炎」
2021年03月05日 by 磯ロック さん
希代の政治家、田中角栄を描くこの作品も遂に政治家への道のりに入ってきました。戦時下、米軍の空襲が激化し懇意にしている理研の工場を疎開させる難工事を請け負うことになった角栄。
持ち前の胆力を持ってその困難な仕事を成し遂げたが、日本は敗戦を迎えてしまう。
帰国し一面の焼け野原にショックを受けるものの、家族と会社が無事と知り再び仕事に励む中、会社の顧問を務める代議士から献金の話が舞い込む。
その会談で、角栄に政治家の資質を見出した代議士は選挙への出馬を持ち掛ける。
その誘いに角栄の心の中でくすぶっていたものが熱く燃え上がり、立候補する。
だが、選挙戦が始まった途端にGHQから「公職追放令」が出されたこと、そして補佐役を務める者が角栄を見限り自ら出馬したことで一気に不利なスタートになってしまう。
奮闘したが○固な支持層を持つ他候補の「地盤」を崩せず、落選した角栄だったが…。
シリーズの道のりもようやく本題と言える政治家時代の話になり、ここから数々の歴史を紡いできた男の姿がじっくり描かれていきます。
さすがにダーティーなイメージが○いだけに、そういう部分は抑えてパワフルで堅実かつ誠実な戦略を進めて選挙を勝ち抜く風に描かれているのが読みやすいと思います。
そして、激動の政治家生活を予想させるかのように大和田先生が先に昭和の政治家を描いた際の主人公も登場して、次巻が楽しみになってくる終わり方でした。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
新たな脅威 [Getchu.comで購入済み]
2021年01月02日 by 磯ロック さん
異世界転移した日本にとって重要な友好国であるクワ・トイネ国に侵攻したロウリア王国を撃退し、戦争を終結させるべく動く陸自。王都に攻め込み陽動を仕掛ける中、国王逮捕の部隊を王城に送り込む。
なおも抵抗を続ける騎士団を倒し、国王を捕縛し完全に脅威の排除に成功する。
ひとまず安堵かと思いきや、日本が国交樹立に使節団を派遣していたフェン王国で思わぬ事態が待ち受けていた。
それは、○力な軍事力に物を言わせ数々の国々を支配し抑圧していたパーパルディア皇国が侵攻し攻撃を開始するという新たな戦乱だった。
そして、ある国では封印されていた魔王の配下が出現し、砦が破られ王都に危機が迫ろうとしていた…。
異世界での日本の最初の戦いが終わりましたが、「力こそが正義」というスタンスの世界でのさらなる戦いぶりをどう描くのかが期待できます。
「弱き人々のために戦う」姿勢と戦闘での無双が合わさっていい感じなので、これはこの先もしっかり描いて欲しいです。
総理などの政治家がほとんど登場していないだけに、現場の人々を描く点はもちろん大事ですけれど、もう少し重大な選択と決断をするシーンがあっても良いかと思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
再び旅路へ
2021年01月02日 by 磯ロック さん
町近くの草原にワイバーンの群れが出たとの知らせに、肉目当てでフェルとスイに無理やり戦闘に連れていかれたムコーダ。やはり戦闘慣れできない彼だったものの、フェル達によってあっけなく片付く。
町の危機を救いいつもの日々を送る中ようやく念願の風呂釜を購入し、旅の途中の温泉以来の入浴を満喫した後、フェルが狩ってきたものを見てムコーダは驚愕する。
これまで驚きつつも多くの魔物を買い取ってきた冒険者ギルドに持っていくが、遂にここでは解体も買い取りも無理だと断られてしまう。
それが可能なのはドランの町であること、そしてフェルが「海の魔物を食いたい」と言い出したのをきっかけに旅を再開することになり…。
ワイバーンとのバトルシーンは、これまでのバトルとは違って結構動きがある感じでしたね。
そして、ムコーダが大金でホクホクでありながら欲しいものが風呂という辺りが好感が持てます。
終盤で新しい町も登場してきて、旅の様子を見るのがより楽しくなってきました。
今回は初めて全て4コマ漫画で構成された回もありましたが、話のテンポを取るための構成として良かったと思いました。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
欲望にまつろう神々
2021年01月02日 by 磯ロック さん
カレーリナの町で冒険者として依頼をこなすムコーダは、従魔のフェルとスイの活躍で食料である肉ばかりか膨大な額の収入も得ていた。一方、いつものように女神ニンリルに貢物をしていると、他の女神たちが現れて貢物欲しさにムコーダとスイに加護を授けるという思わぬ事態が起きたりもしていた。
そんな中、特殊スキル「ネットスーパー」を生かして商売をしてみようと思い立つ。
購入した石鹸やシャンプーを詰め替えて、知己を得た商人ランベルトに相談すると彼の妻が効能を知って売り出し始める。
順調に進む異世界生活の中でムコーダがあるものを買おうと考えていた時、町に脅威が迫っていた…。
なろう系作品なだけにトントン拍子に話が進みますが、やはりなにがしかの不便が出てくる辺りはちゃんとしたストーリーだと言えます。
料理と食事のシーンは変わらずにおいしそうと思わせる画力がありますね。
新しい神様たちも登場して、よりにぎやかになる一方でムコーダの苦労がまた増えそうなのも見ていて面白いです。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
生活基盤をガッチリ固める!
2020年09月01日 by 磯ロック さん
長かった森林地帯の旅から、ようやくムコーダと従魔であるフェンリルのフェルとスライムのスイの一行は目的地のひとつ、レオンハルト王国領に入る。直後、盗賊に襲われている商人のランベルトと護衛の冒険者パーティーの危機をフェル達が退け、カレーリナの町へ同行し人心地つける場所へたどり着く。
旅の途中でのフェル達の食事である魔物の肉のスムーズな確保の為に、冒険者ギルドでのランクアップが必要と知ったムコーダは依頼をこなすことに決める。
フェルによって○引に戦わされる羽目になるが、ギルドマスターの権限で大きくランクアップを果たす。
国王からの通達で「無理に干渉しないので自由にして良い」と伝えられ喜ぶ中、その代わりに難易度の高い依頼をこなして欲しいと頼まれ…。
ここで放浪の旅から町を拠点に活動する様子が描かれるようになりますが、食事シーンは相変わらず美味しく描けていますし長い異世界生活からの「カレーが食べたい」といういい意味でよくある想いをストーリーに取り入れていて良かったです。
町の様子も結構細かく描けていて生活感も感じられるだけでなく、世界観の肉付けがしっかりしています。
やはりバトルでは主人公が無双しませんけれど、それだけに読者に実感があるストーリーですね。
そして、スイは可愛らしいにも関わらずバトルでは容赦ない○さを見せるギャップも良いと思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
料理で異世界も楽勝!?
2020年09月01日 by 磯ロック さん
しがないサラリーマンの向田は、突然異世界に召喚されてしまう。しかし、実は向田が目的だったのではなく、そばにいた高校生三人組が勇者として召喚されたのに巻き込まれたのだった。
さらに召喚した国の王族から「危機を救ってほしい」と懇願されるが、その身なり等から胡散臭さを感じた向田は「自立したい」と申し出て解放される。
人々に聞き込み国が戦争を仕掛けようとしていると知り、早く遠ざかろうと護衛に冒険者パーティーを雇い隣国を目指す。
自身が得た特殊スキル「ネットスーパー」は、お金さえあれば日本と変わらない品物を取り寄せられる万能ぶりで、自炊が得意な向田は様々な物を調達して食事をふるまう。
それが思いもよらない遭遇をもたらし、そこから魔物とのバトルや女神からの神託で甘味を供えて加護を受けるなどの波乱万丈の異世界の旅が始まり、旅をしながら情報を集め東の国々が過ごしやすいと知って東を目指すが…。
もはや定番の「なろう」系の一作ですが、主人公が異世界で異能に目覚めるパターンではなく「異能を引き寄せる」所がちょっとひねりが入っています。
テーマの一つが食事なだけに調理や食事シーンが多いですが、絵柄が雑なようでいてしっかりポイントを掴んで描けていて、美味しそうな表情は見事の一言です。
主人公の向田がバトルでは結界が張られていて安全なのにビビっている姿ばかりなのは情けないと思う一方で、「等身大の主人公」とも言えるのでこれはこれで良いですね。
このサイトでは1,2巻が扱われていないのと、3巻が売り切れなのが勿体ないと思う位読んでいて楽しい作品です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
リアルFPSを阻止せよ
2020年08月26日 by 磯ロック さん
PMCのメンバーであるいちか達は警察の要請を受け、RPG-7を密造する組織を内偵する任務に就いていた。首謀者である投資家の堺田から「トーキョーをゲームのような戦場に変えたい」という到底理解しがたい動機を聞き、正体を見抜かれていたものの危機を脱し、組織壊滅を目指す。
トーキョーの中心に密造拠点があると分かり、ある所に目星を付けていたいちか達は探索を開始する。
そして、そこで待ち受けていたものは…。
銃撃戦等がある作品なだけにリアリティのある絵柄の方が迫力がある点からすると、今回の作家さんでは少し弱かったかもしれません。
色々な蘊蓄は面白かったですし、最後の話はドンパチの無い穏やかなグルメ話を通してPMCの任務の過酷さを伝えた所は良いと思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
青年は影に覆われた時代に抗う
2020年08月26日 by 磯ロック さん
不世出の政治家だった田中角栄を取り上げた一作の本巻では、時期的にタイムリーと言える戦時中の頃を描いています。昭和十年代、故郷から上京し果敢にチャレンジを重ね、若くして瞬く間に自らの会社を隆盛させた角栄。
だが彼の元に召集令状、「赤紙」が届いた事で会社をたたみ陸軍に入隊し満州へ渡ることになる。
そこは娑婆とは全く違い、新兵は容赦なくシゴかれる過酷な世界であり、角栄も苦難に晒され理不尽に耐える日々を送っていく。
しかし、持ち前の胆力と会社経営で鍛えた技量で周りの信頼を勝ち取り、連隊にとって無くてはならない人材となる。
その後、肺炎により命が危うい事態に陥るも奇跡的に回復すると軍を離れ、建設業に復帰するが…。
戦時中の話となると凄まじい戦闘シーンが出てきますが、こちらではそうしたシーンはあまり無いものの当時の軍隊がいかに「ブラック」な環境だったかと分かる内容でした。
やはり政治家時代の話がメインとなってくるだけに、まだ「普通の人」である時代の話はダイジェスト感があるとは言え、読んでいて「大物」になる人物は才覚だけでなく「天運」もあるのだと実感するストーリーは良いと思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
勇者か愚者か
2020年08月26日 by 磯ロック さん
異世界転移した日本の食料と資源を支えるクワ・トイネ国へ大軍を向けたロウリア王国の野望を、自衛隊の戦力で挫くことに成功する。侵攻を断念させ戦乱を終結させるべく、ロウリア国王の逮捕への作戦を開始し陸自が王都へ迫る。
ジェット戦闘機、戦車等の最新鋭兵器の前になす術が無い絶望的な状況ながらも、抵抗を諦めないロウリア軍は決戦に打って出る。
突撃する大軍の上空を夜陰に乗じて陸自のヘリが飛び、がら空きの王城に作戦部隊が突入を開始する…。
日本側が市井の人々を守る戦いも終盤に入り、結果自体は最早素人でも分かる状況下でもロウリア側が「蟷螂の斧」を振るって戦う様は、人によって評価が分かれると感じました。
ただし、この巻で出たロウリア側の「兵」は1巻で描かれた蛮行を起こした者たちと一線を画すのは確かです。
ストーリーが原作ではまだ序盤辺りなので、世界地図が日本とその周辺国しか出ていないので全体像が分かりづらいのがちょっと不満です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「NANA MIZUKI LIVE GALAXY-FRONTIER- Blu-ray Disc/水樹奈々<特価セール:50%引き>」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
3度目の東京ドーム公演を願って
2020年06月13日 by 磯ロック さん
2016年春に行われた水樹奈々さんの2度目の東京ドームソロライブの2日目を収録しています。この時の東京ドームライブは、それまでのライブとは少し異色の所があります。
それはライブではほぼ必ず歌う「御三家」の「POWER GATE」「ETERNAL BLAZE」「SUPER GENERATION」が歌われなかったことです。
このライブ公演では1日目は2007年までの曲中心、2日目が2008年からの曲とアルバム「SMASHING ANTHEMS」の曲からというセレクトがなされていたので、先の3曲は全部1日目「GENESIS」で披露されています。
この点は残念でしたけれど、それとは関係なくライブは力○く皆で盛り上がる様子は、月並みな言葉ですが「あの時の感動が蘇る」のは見ていて間違いないです。
奈々さんがホウキに乗って空中移動しながら歌う等、様々な趣向も凝らされていることもライブをより楽しめるものにしています。
2020年のツアーは残念ながらコロナ禍で中止になってしまっただけに、次のライブまでこれを含めたライブを振り返って見る楽しみもありだと思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
「宰相」への第一歩
2020年06月13日 by 磯ロック さん
「日本列島改造論」「ロッキード事件」という誰もが一度は聞いたことがあるキーワードで有名な政治家を描いた一作です。元号が「昭和」になり10年になろうかとする頃、東京に一人の少年が降り立つ。
少年、田中角栄は働きながら学ぼうと状況したものの、働き口となるはずの名士の所に話が通っていなかった。
幸いすぐに働き口は得られたが、短気な性格が災いしてすぐに職を転々とする日々が続く。
しかし、精一杯学んだことで若くして建設会社を起業し、そこから大きなチャンスを引き寄せる。
全てが順風満帆に進んでいく中、時代の「影」が角栄に迫ろうとしていた…。
希代の政治家であり、そして戦後最大級の疑獄事件の中心となった田中角栄を主人公とした一作で、大和田先生らしく笑いを取りつつも、人々を魅力的に描いています。
この先「疾風の勇人」とも作中の時代が被っていくと思うので、「勇人」とはまた違った政治バトルが見られることが楽しみです。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる 1」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
アンジャッシュな主人公
2020年06月13日 by 磯ロック さん
お馴染み「なろう系」で、オールドルーキー冒険者が「勘違い」によって起こるトラブルとバトルに立ち向かう話です。30過ぎてから冒険者になる決断をしたリックは、あるパーティーの元で2年間の修行を行いFランクとしてスタートする。
Eランクの試験を受けに行った会場でギルドの職員時代の後輩のアリサと再会するが、彼女に荒くれ男が絡んでくる。
仲裁に入ったリックは「ノロいパンチ」を躱し、その拍子に「軽く拳が当たり」、「リックから見たら自分と同じくらい弱い中年」男を一撃でKOしてしまう。
試験が受けられないのではと心配するが、問題なく試験が始まる。
そして、自分の「真の実力」を理解していないことで、思わぬトラブルに見舞われることになり…。
「登場人物中、ほぼ最○」の主人公が「自分は全然ダメダメの最弱だ」と思い込むことで起こるコメディですが、それ故のギャップが笑えます。
リックに「典型的ヤな奴」が立ちはだかってきますが、この戦いをどう描くかが期待です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
原作本も手に取って欲しいと思う一作です
2020年05月06日 by 磯ロック さん
著者がノーベル文学賞受賞のきっかけとなったとも言えるノンフィクション作品を「狼と香辛料」でお馴染みの小梅先生がコミカライズした一作です。著者が幼い頃に祖母から聞かされた戦場となった畑、村には男性の姿がほとんどいなかったこと、本好きであった彼女が出会ったある一冊の本、それらに導かれるように、戦争に従軍した女性たちの様々な想いを受け止め、それらを記していく…。
この作品の原作のことは以前から知っていたものの、本を手に取ることもなく時間が過ぎていましたがコミックサイトで連載が始まり読み進めていくうちに原作本も購入しました。
原作にあるエピソードはここで描くのは難しいと思える過酷なものもあり、こちらコミック版を読むだけで終わっては勿体ないですし、何より著者が伝えたいことの全てを知ることが体験談を語った女性たちへの一番の敬意を払うことだと読んで感じました。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
最後まで「きんいろ」な日々でした
2020年05月06日 by 磯ロック さん
高校卒業が間近になった忍たち。大学受験を控えながらも相変わらずの騒がしい日々が続き、そして皆それぞれの新しい日々が始まる…。
長らく続き、テレビアニメ2期&OVAと広がりを見せたこの作品も終わりの時が来てしまいました…。
終盤までおおよそ受験生らしくなくwバタバタしていましたけれど、全員ハッピーエンドになりましたし、卒業旅行のイギリス珍道中も楽しめて、きらら作品らしさをしっかり楽しめました。
特別エピソードの連載そしてこの卒業編のアニメ化ともう少し続くので、まだまだ5人のにぎやかな日々を見られるのが嬉しいです。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 4」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
遠く離れていても
2020年02月22日 by 磯ロック さん
異世界からやって来た女騎士のクリスティーナ。彼女が所属していた部隊が守っていた砦は、蛮族の襲撃により陥落寸前となっていた。
その危機を救ったのはクリスの兄であり、比類なき○さにより若くして英雄と呼ばれるバルトロメウスだった。
砦の危機は去ったものの、王都に伝令に出たクリスの行方が分からず脱走兵として手配されてしまう。
そこから人々は心無い噂をしバルトロメウスが心を乱す中、クリスの親友のルイーゼはクリスが生きていることを告げる。
行方不明の中で、それは唯一の希望であった。
そうしたことを知る術もなく、クリスは検査漬けの日々から晴れて解放されて莞爾の元での生活を再開する。
日常での様々な出来事を重ねる中、兄との思い出が浮かび…。
これまでクリスの元いた世界がほとんど出なかったですが、ここで登場してきたことでストーリーに幅が広がると同時に、この先クリスが大きな決断を迫られる展開になるかもと期待できます。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 3」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
孤独な「戦い」
2020年02月22日 by 磯ロック さん
独り身で細々と農業を続けている莞爾と異世界の女騎士クリスとの平穏な生活は、ある日突然一変する。莞爾が相談した外務省職員の穂奈美が訪ねてくるが、彼女は防護服を身を固めた一団を引き連れていた。
彼女を通じてクリスの存在を知った政府は未知の病原菌を保有している可能性を危惧し、クリスを隔離し検査を行うことを決意する。
接触があった莞爾も連行され、検査を余儀なくされるがクリスとは離れ離れになってしまう。
クリスにとっては未知の場所であり、看護師たちは笑顔で親切に接するが防護服越し、検査続きの日々に気が滅入っていく。
打ちひしがれそうになる中、莞爾からの電話がかかり…。
ピンチを乗り越える展開はデフォですがこちらは田舎ののどかな風景から一変、無機質な世界での様々なものに耐える展開になるとは思わなかったですね。
最初読んだ時にはこれがタイムリーなことになるとは想像もできませんでしたが、未知の存在に対していかに人が恐れ怯えるのかがよく分かるストーリーでした。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 2」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
元カノがもたらすものは…
2020年02月22日 by 磯ロック さん
「異世界へ行く」ではなく「異世界からの来訪者を迎える」ストーリーがポイントの作品の2巻です。田舎で両親の遺した畑で農家を営む莞爾の元へ突然現れた異世界の女騎士のクリスティーナ。
訳も分からず戸惑う中、同居させる莞爾が相談したのは元カノの穂奈美だった。
外務省に勤める彼女はオタクでもあった為、クリスのことをすんなりと受け入れ親しくなる。
平穏な生活が続くかと思われたが、穂奈美が撮影したクリスが炎の魔法を使う動画が元で思わぬ方向に事態が動き出し…。
穏やかな日常の中での異世界人とのギャップによるドタバタ劇がメインですが、一方で異邦人という「未知との遭遇」による波乱の展開が始まります。
新キャラの登場で主人公の人となりがより分かり、話に広がりで出ていると思います。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
PMCはつらいよ [Getchu.comで購入済み]
2020年01月02日 by 磯ロック さん
「メタルギアソリッド」「ソード・アート・オンライン」などで登場する「PMC」(民間軍事会社)を描いた作品です。「戦争」によって首都トーキョーは絶えずテロ・凶悪事件に晒されることになり、警備員ですら銃火器による武装が当たり前となった時代。
PMC「ブラックカンパニーズ」の社員である熱血漢のいちか、クールなひまわり、陽気なセリーナたち三人は民間人にケガひとつさせないほどの腕利きだが、任務中の損害による赤字で上司からのお小言が絶えない日々だった。
テログループの立てこもり、アイドルを狙ったテロ事件、RPG-7密造拠点の探索など、いちか達は一息つく間すらなく「戦場」を駆け巡る…。
絵の描きこみが弱いと思うものの、絵柄のおかげであまり重い話にならないようになっているとも言えます。
銃などのうんちくが多く、ミリタリ系が好きな人にはそういった点も楽しめる一作です。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
続きは劇場版ならぬアニメ版で!
2020年01月02日 by 磯ロック さん
マガネの引き起こした乱戦の最中に現れたアルタイルに何とか対抗する術を見つけ、窮地を脱した颯太たち。事が収まった後、颯太はアルタイルの生みの親であるセツナについて皆に語り始める。
セツナとの出会い、そして彼女に起こった悲劇がアルタイルを生み出したことが分かり、そこから考え出された対抗策とは…。
アニメ版をコミカライズしたシリーズですが、さすがに放送終了から2年経っていることもあって、前半部分で終了となってしまいました…。
中座して終わるのだったら、むしろ始まりからこの後のアルタイル鎮圧を目的としたイベントまでをダイジェストで描いて、コミック版オリジナルの結末といった趣向を凝らして欲しかったです。
最近よくある「OVA同封版」があったら「ラストで作品世界に戻らなかった被造物たちの現実世界での日常」のストーリーを見たかったと思いました。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
純白の恋愛模様が楽しめます [Getchu.comで購入済み]
2020年01月02日 by 磯ロック さん
線がシャープな一方で、女性の持つ柔らかさが現れているふんわりとした感じもあり、ヒロイン達の愛らしさがより伝わってきます。話は突拍子も無い展開などはなく素直に楽しめますし、大金持ちのお嬢様がヒロインの話から彼女の友人たちの話が続き、しばらく後でヒロインに仕える執事兼恋人の友人のカップルの話をするといった「繋がり」を作っているのも良いです。
▲ このレビューは参考になりましたか?
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
さわやかな味わいです
2019年10月26日 by 磯ロック さん
基本学園ものの話がメインですが、「こんな村いやだっ!」はとある田舎の奇祭を描いた話が面白かったです。日照り続きで渇水にあえぐ村で、JCの真名が「女人裸参り」という雨ごいの儀式の巫女に選ばれてしまう。
全裸で神社まで歩き、そこで儀式に乗っ取った方法で参拝するという恥ずかしさの極みとも言える役目をする真名だったが…。
恥ずかしいポーズがわんさと出てきますが、この話はラストが清々しく青春を感じました。
出てくるヒロインが成長途上という体形なので、気に入る方には良いと思います。
ラストの話が、このぐりえるもさんが同人で発表した話の登場人物のプロフィールのようなものなので、同人と併せて読むとより楽しめます。
▲ このレビューは参考になりましたか?
「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 1」(商品ページ)
0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
思わぬ来訪者
2019年10月26日 by 磯ロック さん
最近流行りの異世界ものですが、こちらは「異世界から来た」者を描いた作品です。女騎士クリスティーナは、砦を攻めてきた蛮族に対抗する援軍を求める伝令として王都を目指していた。
しかし、オーク達に追われ断崖絶壁に追い詰められ飛び降りる。
一方、日本の片田舎に住み脱サラ農家を営む莞爾は夜半に突然玄関の戸を叩く音に気付く。
戸を開けると、そこには西洋甲冑を着込んだ美女がいて騎士クリスティーナと名乗り、助けを求めてくる。
そこから、奇妙な来訪者との共同生活の日々が始まり…。
異世界ものでも、異世界からの来訪者を迎える話はまだ多くないですし、人物や料理等の描写が丁寧なので良いと思います。
莞爾とクリス二人で話が進むので、話の広がりが今の時点では少ないですが、互いのギャップを埋めようとしている日常はしっかり描けています。
「異世界に行く」話に飽きた方は、こちらの一読をオススメします。
▲ このレビューは参考になりましたか?